鬼が出るか蛇が出るか (漫画)
ナビゲーションに移動
検索に移動
『鬼が出るか蛇が出るか』(おにがでるかじゃがでるか、Out Comes the Devil. Out Comes the Snake.)は、あどべんちゃらによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『まんがタイムきららフォワード』2014年8月号から連載されている漫画作品。妖怪美少女と繰り広げるラブコメディとなっている。
ストーリー[編集]
男子高校の合格が決まった日に、父親によって母親の実家に連れてこられてそこで暮らすことになった松原優。そこは人間でない者が暮らす村で、自身も妖怪の血をひいていることを知るのだった。
登場人物[編集]
- 松原 優
- 本作の主人公。珍しい人間の父親と妖怪の母親のハーフ。人間の女の子に嫌われる体臭もそれが原因らしく、そういう種族の妖怪らしい。妖怪の女の子にとっては、そんなに嫌な体臭ではない。
- 恋愛にすごく憧れている。
- 鈴
- 本作のヒロインの一人。優のことを貴方様(あなたさま)と呼ぶ。蛇の妖怪、10年前に優と会っている。羞恥心が薄い。
- 優が蛇が苦手だと知って無理に蛇になるのを抑えようとして暴発したことがある。
- 平坂 未来(みく)
- 本作のヒロインの一人。蜘蛛の変化をする。たまに蜘蛛に求愛される。
- 優の隣の部屋に引っ越してくる。何を考えているのか、わかりづらい。羞恥心が薄く、パンツを履かないことが多い。
- 坂上 霞
- 本作のヒロインの一人。力の制御ができずに、自分でも分からないタイミングで月に1から3度牛鬼の姿に戻ってしまう。優と同じ父親が人間で母親が妖怪というハーフ。
- 自分で普通の女の子と思っていたが、力が出始めたことで普通の町では暮らせなくなって、村にやってきた。そのため、他の妖怪と違って普通の恋愛に憧れていて、相手がいないから優と子作りするというのには抵抗がある。
- 倉庫を壊した一件から優たちと一緒に暮らすことになる。
- 井月 悠理
- 本作のヒロインの一人。優が通うことになった学校の同級生。
- 妖怪のあかなめ。そのため、本能を抑えられずに優の汗を舐めてしまったりする。
- しろ
- クールな女の子。毒舌。
- 優の父親
- 妖怪だった今は亡き母親と結婚して、珍しい人間と妖怪のハーフである子供の優をなす。優が人間の女の子に嫌われる種族だと気づいて、ロクに説明もしないままに妖怪の住む村に連れてくる。
- 優の祖母
- 村の長。
- 志織(しおり)
- 今は亡き優の母親。
- 山守(やまがみ)
- 優の祖母とは先代の老爺様が生きているうちは優を村に連れてこないという方針に反対して対立していた。先代の老爺がいなくなって、優が村にやってきたことで対立は終わる。
- ババちゃま
- 悠理やしろの身内。優の家に悠理やしろを住まわせる。
用語一覧[編集]
- 村
- 優が父親に連れてこられた人間でない者ばかりが暮らす村。数百年の間、一族の間に男が生まれていない。そのため、唯一残っていた老翁の精に頼ってわずかにつないでいたが、老翁も死去してしまう。例外はあるが、基本的に人と子をなすこともできない。しかし、人間と妖怪の間である子供として、男の優が生まれることになる。
- 妖怪
- 村に住む人間ではない者。特に妖怪という自称はしておらず、優の祖母曰く、好きに呼んでいいらしい。
単行本[編集]
まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ(芳文社)より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
鬼が出るか蛇が出るか 1 | 2015年1月25日(2015年1月10日発売) | ISBN 978-4-8322-4516-7 | |
鬼が出るか蛇が出るか 2 | 2015年9月27日(2015年9月10日発売) | ISBN 978-4-8322-4614-0 |