高校生家族
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『高校生家族』(こうこうせいかぞく)は、仲間りょうによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『週刊少年ジャンプ』2020年40号から2023年12号まで連載された。『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』に続く仲間りょうの『週刊少年ジャンプ』の連載作品。
ストーリー[編集]
家谷光太郎は、今日から輝かしい高校生活が始まると胸躍らせていたが、家族全員が同じ高校に通うことになってしまって唖然。光太郎の普通とは違う高校生活が始まるのであった。
登場人物[編集]
家谷家[編集]
- 家谷 光太郎(いえたに こうたろう)
- 本作の主人公。家谷家長男。15歳。中学を卒業して高校に入学するも家族も一緒の高校に通うことになってしまう。
- 亜梨沙が女子テニス部に入っているのを見て、男子テニス部に入部する。
- 家谷一郎(いえたにいちろう)
- 光太郎の父親。光太郎と同じ高校に通う。45歳。中卒で高校に行けなかったことを後悔していたという理由で、光太郎の後ろの席で受験して合格。会社を辞めて高校に通う。
- 45歳にして高校生を寄せ付けないほどの運動能力を持つが、腰をやってしまったりすることもある。
- 家谷春香(いえたにはるか)
- 光太郎の妹。光太郎と同じ高校に通う。8歳。父親の後ろの席で受験して合格していた。小学校三年生ながら飛び級で高校に通う。
- 入試をトップで合格するなど勉強はでき、入学式で新入生代表あいさつもしている。8歳なので精神年齢は低めであり、「うんこ」と口にすることが多かったりもする。
- 家谷静香(いえたにしずか)
- 光太郎の母親。光太郎と同じ高校に通う。42歳。中学の頃に勉強しても高校に受からずに中卒で高校に行けなかったことを後悔していたという理由で、高校に通う。
- 自転車に乗ることができない。
- ゴメス
- 家谷家の猫。光太郎と同じ高校に通う。光太郎には見れば見る程可愛くないと評されている。
目出鯛高校[編集]
生徒[編集]
- 西 進(にし すすむ)
- 光太郎たちのクラスメイト。メガネをかけたおとなしい男子。
- 絵を描くのが得意であり、そのことを一郎に褒められて喜ぶ。そのことがきっかけで光太郎と友人になる。
- 「バーチャルアマゾネス」というキャラクターで配信を行っている。
- 花沢 誠(はなざわ まこと)
- 顔は怖いが、優しい男子生徒。同じく顔の怖い妹がいることもあり、春香に対しても優しい。
- 弓木 亜梨沙(ゆみき ありさ)
- 可愛い女子生徒。静香の中学の頃の同級生の子供でもあり、その縁で光太郎とも知り合うことになる。女子テニス部員。
- 屋敷 理子(やしき りこ)
- 学級委員長の女子。実は教頭の娘であり、保健体育の授業の一件で光太郎とその秘密を共有した。
- カナ
- 春香のクラスメイトの女子。
- ユキ
- 春香のクラスメイトの女子。
- ハドソン・昌志・ハドソン(ハドソン・まさし・ハドソン)
- 中学まではアメリカだったが、家谷家を気に入った編入する。シャイな性格。
- 入山(いりやま)
- 水泳で飛び込みをしている。
- 渡辺 貴子(わたなべ きこ)
- 3年生。一郎に告白するも振られている。実は何年も留年していたが、一郎の進級時に21歳にしてようやく卒業する。
テニス部[編集]
- 北山 拓海(きたやま たくみ)
- 3年生。男子テニス部部長。卒業した後も、大学に合格できなかったためか、OBと評してテニス部に顔を出している。
- 佐野 隼(さの はやと)
- 2年生。男子テニス部部員。
- 黒川 歩夢(くろかわ あゆむ)
- 2年生。男子テニス部部員。
- 山本(やまもと)
- 田丸 和樹(たまる かずき)
- 光太郎たちの後輩。
バレー部[編集]
- 洲崎 透流(すざき とおる)
- 男子バレーボール部部員。一年生エース。ストイックな性格。一郎とは部活でお互いによく張り合っているライバル関係。
- 渋谷 類(しぶや るい)
- 素行が悪く幽霊部員となっていた。停学明けで一郎と出会い敗北したことで真面目に活動するようになる。
- 赤井 琴音(あかい ことね)
- 男子バレー部マネージャー。
- 川藤 強(かわとう つよし)
- 男子バレー部監督。44歳。学生時代は一郎の後輩だった。
- 奥野 順平(おくの じゅんぺい)
- バレー部OB。
- 成瀬 清太郎(なるせ せいたろう)
- バレー部部長。
- 長井 塔矢(ながい とうや)/ 福山 要(ふくやま かなめ)
- スタメン部員。
- 本田 太一(ほんだ たいち)
- 控え選手。
- 赤井 琴音(あかい ことね)
- バレー部マネージャー。
- 船越 昇(ふなこし のぼる)
- 成瀬の卒業時に部長に任命される。
- 山鹿 大地(やまが だいち)
- 一郎や洲崎の後輩。海堂に誘われてバレー部に入部した新人。
- 海堂 真広(かいどう まひろ)
- 一郎や洲崎の後輩。
将棋部[編集]
- 筧 清司(かけい せいじ)
- 将棋部2年生。
- 上野 真(うえの まこと)/ 倉本 新(くらもと あらた)
- 将棋部員の男子。筧の同級生。
- 今村 葵(いまむら あおい)
- 筧たちの後輩。裏社会の将棋でイカサマもしていたが、春香の必死の駄々もあって将棋部に入部する。
野球部[編集]
- 竹林 信勝(たけばやし のぶかつ)
- 野球部の男子。父子家庭で育っており、静香のことを慕って実の母親にしようとしている。
- 中尾 徹平(なかお てっぺい)
- 双子の弟に「桔平(きっぺい)」がおり、有名なピッチャーだったが交通事故で投げられなくなる。そして、弟のために野球を初めてピッチャーを目指すようになる。
生徒会[編集]
- 錦小路 賢人(にしきこうじ けんと)
- 生徒会長。光太郎を時期生徒会長に推薦する。
- 入山 萌夏(いりやま もえか)
- 副生徒会長。
教職員[編集]
- 知念 匠(ちねん たくみ)
- 光太郎たちの1年時の担任教師。教師歴10年の男性。
- 校長先生
- 目出鯛高校の校長先生。猫好きであり、ゴメスが校長室で用を足すことを許している。
- 教頭先生
- 理子の母だが、周囲には知られていない。
- 坂本 素子(さかもと もとこ)
- 光太郎たちの2年時の担任教師。
家谷家関係者[編集]
- 山村の祖父母
- 静香の両親。カーナビも壊れている遥々村に住んでいる。家谷家のみんなが高校生となったことをあまり理解していない。
- 家谷 八郎(いえたに はちろう)
- 一郎の父親。入院中だは、第49話で一日だけ高校に点滴をもちながら体験入学してくる。
握怒居(あくどい)高校[編集]
ヤンキーばかりの高校。
- 久留米 将暉(くるめ まさき)
- 光太郎の中学時代の友人。もともとは虫も殺せないような人物だったが、握怒居高校に進学してヤンキーとなる。
- 加山 健児(かやま けんじ)
- 1年生。
- 喜名 聡志(きな さとし)
- 1年生。
- 原田 瀬那(はらだ せな)
- 握怒居高校四天王の一人で3年生。実は母親の「原田里美(はらだ さとみ)」は一郎の営業時代の事務で知り合い。
- 又吉 豪(またよし ごう)
- 握怒居高校四天王の一人で3年生。
- 幹本 龍也(みきもと りゅうや)
- 握怒居高校四天王の一人で3年生。
- 麻香 陸(あさか りく)
- 握怒居高校四天王の一人で3年生。
バレー大会[編集]
1年時の春高予選編で登場。
間泥見(まどろみ)[編集]
目出鯛高校の1年時の春高予選編1回戦の相手。
- 寺井(てらい) / 高良(たから) / 相川(あいかわ) / 北山(きたやま) / 井之上(いのうえ) / 寺山(てらやま) / 今田(いまだ)
- 目出鯛高校の1年時の春高予選編1回戦の相手の間泥見高校のスタメン。
葉牙結(はがゆい)高校[編集]
- 門松(かどまつ)
木乃独(きのどく)高校[編集]
- 梅沢 蓮(うめざわ れん)
- 木乃独高校のエース。
- 梅沢 紳(うめざわ しん)
- 蓮の父親。かつて一郎の中学時代のライバルだった。
売輪敷高校(うるわしきこうこう)[編集]
テニス部の強豪校。
- 千羽 鷹斗(せんば たかと)
- テニス部のエース。初めて光太郎と対戦した時はストレート勝するもほとんどのボールに追いついた光太郎を評価。後日談では光太郎と地区大会の決勝で熱戦の末に勝利して光太郎を称えた。
- 十王 勇貴(とおう ゆうき)
- 百田 次郎(ももた じろう)
- 万屋 明(よろずや あきら)
その他[編集]
- 花沢 愛(はなざわ あい)
- 誠の妹。春香と仲良くなる。
- 弓木 花江(ゆみき はなえ)
- 結婚前の旧姓は「近藤」。静香の中学時代の同級生で友人であり、亜梨沙と静香が同級生となったことがきっかけで再会。静香が高校に通えることになったことに喜んでいた。
- 榎本 悠(えのもと ゆう)
- 春香の小学校のころのクラスメイトの男子。夏休みの宿題でペットボトルロケットを春香と一緒に作った。
- 青山 達也(あおやま たつや)
- トボタ自動車人事部課長の社員で一郎の友達。高校に入学した一郎を会社に戻そうと色々と画策した。
- 西 真由美(にし まゆみ)
- 西進の母親。
- 三ツ矢 舞(みつや まい)
- 春香が将棋で対戦した女子高校生。最初は春香に負けた悔しさで涙するが、友達となる。
- 桐生 知洋(きりゅう ともひろ)
- プロ将棋棋士。
- 武田(たけだ)
- プロ将棋棋士。春香にプロにならないかと誘いをかける。
- 葵の父親
- 裏社会の将棋指し。
- 家蟹(いえかに)
- 西でネタのために高校生家族を始めた。
- 家蟹 栞(いえかに しおり)
- 家蟹 花織(いえかに かおり)
- 家蟹家の母親。
- 家蟹 勝男(いえかに かつお)
- 家蟹家の父親。
- 家蟹 武士(いえかに たけし)
- 家蟹 ジェイコブ(いえかに ジェイコブ)
- 家蟹家の犬。
- 原田里美(はらだ さとみ)
- トボタ自動車人事部課長の事務員。原田瀬那の母親。
- 山田(やまだ)
- トボタ自動車の社員。一郎とは知り合い。
- 藤山 アサヒ(ふじやま アサヒ)
- 将棋界の天才小学生。
- 信勝の父
- キャプテンになった信勝を見に野球部にやってくる。
- 早川 比沙也(はやかわ ひさや)
- 世巻紋(せまきもん)大学経済学部2年。筧とかつて将棋の大会で対戦して勝利して全国優勝した。春香も加わった団体戦で再戦して敗れる。
- マナ
- 洲崎透流の姉。
用語一覧[編集]
- 都立目出鯛高校(とりつめでたいこうこう)
- 家谷家の通っている高校。
単行本[編集]
集英社〈ジャンプ・コミックス〉より発売。全11巻。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 憧れの高校生 | 2021年2月9日(2021年2月4日発売[1]) | ISBN 978-4-08-882616-5 |
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2 俺らの黄金時代 | 2021年6月9日(2021年6月4日発売) | ISBN 978-4-08-882684-4 |
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4 二学期の襲来 | 2021年11月9日(2021年11月4日発売) | ISBN 978-4-08-882869-5 |
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5 俺たちの絆 | 2022年2月9日(2022年2月4日発売) | ISBN 978-4-08-883012-4 |
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6 コートの変人 | 2022年6月8日(2022年6月3日発売) | ISBN 978-4-08-883142-8 |
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7 妹の後輩 | 2022年9月7日(2022年9月2日発売) | ISBN 978-4-08-883226-5 |
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8 西の高校生家族 | 2023年1月9日(2023年1月4日発売) | ISBN 978-4-08-883424-5 |
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9 職場の高校生 | 2023年3月8日(2023年3月3日発売) | ISBN 978-4-08-883435-1 |
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10 恋の潮時 | 2023年6月7日(2023年6月2日発売) | ISBN 978-4-08-883560-0 |
| |||
11 青春の日々 | 2023年7月9日(2023年7月4日発売) | ISBN 978-4-08-883566-2 |
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