骨粗鬆症
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骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、何らかの原因で骨に含まれるカルシウムなどの量が減少し、骨が折れやすくなることを言う。「鬆」の字が難しいことから、一般的には「骨粗しょう症」と書かれることが多い。
概要[編集]
原因[1][編集]
- 身体を動かすのが嫌いな運動不足の人。
- 外にほとんど出ることが無く、日光に当たることもほとんど無い人。
- 喫煙。
- 偏食過多。
- 塩分過多。
- 酒量過多。
- カルシウム[2]の摂取量が少ない人。
- ダイエットをしている場合。
- ステロイド剤を長期服用した場合の副作用の場合[3]。
症状[編集]
- 骨折が起こりやすくなる。特に肩、手首、股関節、脊椎などに起こることが多い。
- 背骨が潰れる圧迫骨折などにより、腰背部に痛みが生じる場合がある。
- 特有の症状として、背中が丸くなってくる円背(えんはい)、身長が縮むことなどがある。
- 閉経後の女性は、ホルモンバランスの変化により骨粗鬆症になりやすい。
- 80歳を過ぎた高齢者女性の9割以上が骨粗鬆症になる危険性があるので注意が必要である。
対応・治療[編集]
- 基本的には薬物療法となり、骨の形成を促進するビタミンD、ビタミンK2製剤、また骨量の減少を抑えるカルシウム薬、ビスフォスフォネート製剤、サーム製剤などの薬剤が投与される。
- 小魚、牛乳などカルシウム、いわし、かつおなどビタミンD、納豆、小松菜などビタミンKを多く含むものを中心とした食事療法。
- 日光を浴びたり、1日に20分程度の散歩を行なうこと。