首里城奉神門(しゅりじょうほうしんもん)は、沖縄県那覇市首里金城町の首里城内の建築。別名は君誇御門とも呼ばれていた。
首里城正殿のある御庭(うなー)へ入る最後の門で、3つの入り口のうち中央は国王や冊封使など身分の高い限られた人物だけが通れる。向かって左側は納殿と呼ばれる薬、茶、煙草等の出納を扱う所で、右側は君誇と呼ばれるノロ(神女)が神々をもてなす儀式や式典に使用された所だったとされている。1562年に「石造欄干完成」との記録があるため、それ以前の建造と推測される。
復元建物は令和元年(2019年)に火災により一部が焼けた。