題目石(だいもくいし)は、南無妙法蓮華経と題目を刻んだ石で、主に日蓮宗関係で建立された。北海道登別市登別温泉町にある題目石が特に知られている。
北海道登別市にある題目石は地獄谷の入り口にある石で、およそ150年ほど前にこの地を訪れた日蓮の法弟とされる日進が南無妙法蓮華経の題目を記した石である。現在では判読しがたくなっているが、水をそそぐとわずかに墨跡を浮かび上がらせることができるとされている。