青魚

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青魚(あおざかな/あおうお)とは、マグロ、アジ、サバ、イワシ、サンマなど背の青い魚のことを云う。コイ科のアオウオという種も漢字表記では青魚になるが、本稿の 青魚とは異なる。

海面近くを泳ぐため、迷彩として背側は青く腹側は白い[1]。それゆえ「青魚」と呼ばれる。遊泳測度が速いため、ハゼやコチ、カサゴなどと違って紡錘形である。

運動量が多いため、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などを多く含み、血栓症予防に効果があるとされる。ただし、マグロやカジキマグロのような大型のもの以外は鮮度落ちが早いため[2]、小型のものは缶詰や油漬や干物などに利用されることが多い。

脚注[編集]

  1. 上から見る海面はレイリー散乱により青い。下から見る海面は乱反射により白い
  2. 「サバの生き腐れ」なんて言葉もある