青空教室(あおぞらきょうしつ)とは、校庭など野外に教室を設けることである。
太平洋戦争後、戦災や空襲などにより校舎や教室不足が最大の問題となり、特に固定学区制だった国民学校初等科で教室不足を克服するために実施された[注 1]。
教育制度改革により6・3制が実施されることになるが、中学校は独立校舎を原則としたものの、旧制学校からの転用が少なく校舎・教室不足は深刻で、青空教室や2部・3部授業で当面を凌ぐことになった。
- ↑ 固定学区制でない中等学校以上の学校は、焼け残った旧軍施設を仮校舎として移転して凌いだ。