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飛行機から見た雲

(くも)は、大気中において生じる水滴をいう。粒が大きいものは雨となって降ってくる。ときに氷晶である場合もあり、「彩雲」などがこれにあたる。

概要[編集]

ふつう平均の雲粒(または氷晶)の大きさは半径数μmから10μm程度であり、これらの落下速度は非常に小さいので、上昇気流のある空気中ではほとんど浮いている。なお、地球外惑星でも雲の存在は知られている。

地表面に接している場合をという。水蒸気を含む空気が、上昇気流によって気圧の高い地上付近から気圧の低い上空へ急速に押し上げられ、断熱的に膨張して冷却を起こし、水蒸気が凝結してできたもの。大部分の雲はこのように上昇気流に伴って発生し,下降気流に伴って消滅するが、一部は赤外放射冷却や、暖かい空気塊が冷たい空気塊と接して冷却することによって発生する(簡単に言うと大体は上昇気流に乗って冷やされてできるってこと)。

その他[編集]

広い施設であると、屋内でも雲ができることがある。晴海の展示場に生じた「コミケ雲」が著名。

関連項目[編集]