難治性ブラウザタブ難読症候群

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症例。ブラウザタブの表示が殆どfaviconのみであり、タブ判別に著しい困難を認める。

難治性ブラウザタブ難読症候群(なんちせい ブラウザタブ なんどく しょうこうぐん)とは、ブラウザのタブを開きすぎ、最早何のタブを開いているか分からなくなる状態が、反復して出現し、難治性であるものを言う。

判定基準[編集]

  • ブラウザタブの開きすぎにより、第三者が一見して何のタブを開いているか分からない状態である事。下記の3種に大別される。
    • I型 - 原因が主に本人によるタブの過剰閲覧にあって、ファビコン程度の情報しか読み取れない、もしくはそれも困難である状態。
    • II型 - 原因が主に本人によるタブの過剰閲覧にあって、ファビコンに加えて1~2文字程度の情報しか読み取れない状態。症状の進行により、容易にI型に進展し得る危険な状態である。
    • III型 - 原因が主にブラウザのウィンドウ表示や画面サイズといった環境的要因に求められる状態。
  • 最初の症状エピソードは少なくとも1年以上前に認められ、以後累計して6か月程度、ブラウザタブ難読状態が継続的もしくは断続的に認められる事。
  • 本人もしくは周囲により、ブラウザタブの削減を行う努力がありながらも、症状が継続している、もしくは一度縮退した後再度症状エピソードが認められる事。
  • 上記の症状により、社会的生活に著しい困難を生じている事。

治療と改善[編集]

I型とII型は、更に「情報収集応答型」と「常時発現型」に分類される。情報収集応答型では、内発的・外発的を問わず情報収集の必要性を感じることで、症状エピソードが発現する。いっぽう、常時発現型では、必要であると感じたウェブサイトを、後で使うかもしれないから、と保管しておく心理が主要因である。これらは完全に二極化できるわけではなく、グラデーションのように双方の病型が混ざり合っていることが一般的である。

情報収集応答型難治性ブラウザタブ難読症候群では、主要因である情報収集性癖の抑制が治療方針となる。

常時発現型難治性ブラウザタブ難読症候群では、ブラウザタブ断捨離訓練を行うと同時に、お気に入り登録機能の利用を習慣づけることで、快方に向かうと考えられている。

III型では、ブラウザの全画面表示を習慣づけたり、これが困難である場合デュアルディスプレイ化、大型ディスプレイ購入指導などが主要な解決策となる。

治療薬[編集]

タブの過剰閲覧を抑えるための治療薬が存在する。これらには症状を抑制する効果が期待されており、また予防薬としての有効性も報告されている。

使用される薬は使用しているブラウザにより異なるが、ここでは一例としてChrome用のものを記載する。

  • Tabs limiter with queue - 開けるタブ数の最大値を設定できるChrome拡張機能 患者によっては強い苦痛を覚え、投薬拒否に至る可能性もあり、十分な管理のもと使われる

また、タブの過剰閲覧そのものを抑えるわけではないものの、症状の発現を和らげる対症療法薬も存在する。

  • OneTab - 開いているタブの一覧表示が可能で、タブをグループ化して保存できるChrome拡張機能
  • Cluster - Window & Tab Manager - 開いているタブの一覧表示が可能で、タブをグループ化して保存できるChrome拡張機能