集積回路

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

集積回路(しゅうせきかいろ)は、半導体素子によって形成される電子回路を一枚の板にした半導体の部品である。略称はIC。

概要[編集]

トランジスタの製作技術を進化・応用させたものである。
電子計算機をはじめ様々な電子機器の重要部品で、演算装置や記憶装置に使われている。集積回路の登場によって電子機器の小型化、軽量化、価格の低廉化が実現した。その最たるものが電卓である。
製作には高度な技術を要し、精度も高くなければならない。高度情報化社会には欠かせない産業技術である。

製作方法[編集]

  1. p型シリコンにn型シリコンを蒸着させる。
  2. 表面を酸化させる。
  3. 写真食刻によって表面の酸化を保護した部分を除き除去する。
  4. ホウ素を蒸着させる。
  5. 表面を酸化させる。
  6. 写真食刻によって表面の酸化を保護した部分を除き除去する。
  7. リンを蒸着させる。
  8. 表面を酸化させる。
  9. 写真食刻によって表面の酸化を保護した部分を除き除去する。
  10. 表面に金属を蒸着させる。

主な種類[編集]

関連項目[編集]