隔年現象
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隔年現象(かくねんげんしょう)は、大学や学部により、1年ごとに倍率が大幅に上下する現象である。
概要[編集]
ある年の志願者数が多く倍率があがると、その翌年の受験生は高倍率を敬遠して、志願者数が減少し倍率が下がる。さらにその翌年は、前年の倍率が低いため、受験者が集中し倍率が再び増える。特に偏差値の高い学校ほど頻発する傾向がある。
対策[編集]
前年度のみを参考にするために、起こる現象である。対策は5ないし6年程度のトレンドを見て、今年の倍率を予想すれば、隔年現象での被害を避けることができる。
ウンシュウミカンにも隔年現象がある。柑橘類によくみられ、毎年の収量が個体ごとに大きく変動する現象である。柑橘類では隔年現象が特に顕著とされる[1]。
注[編集]
- ↑ 野口優子・酒井憲司・ 浅田真一(2008)「ウンシュウミカン隔年結果現象の予測」農業機械学会誌、70巻4号、pp.129-130