関榮一

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関 榮一(せき えいいち、1947年8月13日 - )は日本の実業家みずほ銀行常務執行役員(日本興業銀行出身)。国内信販代表取締役社長、楽天KC代表取締役会長、ポラリス・キャピタル・グループ特別顧問、エルビー取締役会長、総合メディカルホールディングス取締役等を歴任。

人物・経歴[編集]

富山県出身。両親は歯科医師富山大学教育学部附属小学校富山大学教育学部附属中学校富山県立富山中部高等学校を経て、一橋大学商学部卒業[1][2][3]。統計学の宮川公男一橋大学名誉教授ゼミ。1971年株式会社日本興業銀行(現株式会社みずほ銀行)入行[4]。1993年ハーバードビジネススクールエグゼクティブコース(PMD)終了後、ロンドン支店副支店長[3]。1999年営業第7部長。2000年執行役員福岡支店長[2][4]。2002年株式会社みずほ銀行常務執行役員[4]

2003年から国内信販株式会社で同社の再建にあたり、企画開発本部顧問、常務取締役執行役員、代表取締役副社長を経て、2005年には代表取締役社長に就任。楽天株式会社との包括提携を実現し、国内信販の楽天グループ入りを主導した[2][3][4][5]。2006年にはクレジットカード事業及びファイナンス事業に集中するため、オリエントコーポレーションクレジット事業を事業譲渡した[6]

楽天KC株式会社代表取締役社長や、同社代表取締役会長を歴任[4]楽天カード、楽天KCカード、HOME'S楽天KCカードなどの発行を行い、世界初のネット型クレジットカード事業をてがけた[3][7]。2005年、兼楽天株式会社執行役員[2]。2006年楽天株式会社執行役員KC事業長。兼イーバンク銀行株式会社(現楽天銀行株式会社)取締役を経て、2009年同社監査役。2010年兼楽天銀行株式会社監査役[3][8][9]。2011年楽天KC株式会社特別顧問[10] などを歴任。

2011年からポラリス・キャピタル・グループ株式会社特別顧問を務めた[4]

ポラリス・キャピタル・グループ株式会社以外の活動については、2013年株式会社イノーバ監査役[8]。2016年総合メディカル株式会社取締役[4]。2018年総合メディカルホールディングス株式会社取締役。2019年エルビー取締役会長[11]

2019年総合メディカルホールディングスの経営陣の要請に応じ、ポラリス・キャピタル・グループを母体としたMBO実現をサポート[12]

脚注[編集]

先代:
中村欣治
楽天KC(国内信販)社長
2005年 - 2008年
次代:
穂坂雅之