長期脱炭素電源オークション

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

長期脱炭素電源オークション(ちょうきだつたんそでんげんオークション)とは、脱炭素に貢献する発電所への新規投資を対象とした入札制度である。日本政府が支援する発電所を入札で決めて、電力小売事業者から集めたお金を発電事業者に分配する。巨額の投資費用に対し、長期的な収入の予見可能性を確保することで新設を後押しする。原発を新設する場合は、落札価格の上限は年間1キロワット当たり10万円で、100万キロワットの原発を新設するなら、年間最大1000億円の費用が回収できる計算となる。