鈴木信太郎記念館

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

鈴木信太郎記念館(すずきしんたろうきねんかん)はフランス文学研究者の鈴木信太郎氏の旧居宅を記念館とした施設である。

概要[編集]

平成22年にフランス文学研究者の鈴木信太郎の居宅を遺族から寄贈され、建築年代の異なる貴重な建造物3棟が同一敷地内に所在することから、旧鈴木家住宅として、区の有形文化財(建造物)に指定した。昭和3年に建築された鉄筋コンクリート造の書斎棟、戦後の昭和21年に建築された茶の間・ホール棟、明治20年代に埼玉県北葛飾郡富多村下吉妻(現在の春日部市)に建築された信太郎の実家の母屋を昭和23年に移築した座敷棟がある。

2018年3月に開館した[1]

展示[編集]

信太郎の書斎では、主にフランス文学に関する著作と蒐集資料を5つのコーナーで展示する。

  • 「フランス文学の受容と展開」、
  • 「象徴主義フランス詩の世界」、
  • 「信太郎の愛蔵書」ほか

限定豪華版訳詩集『ポエジイ』のほか、彼と交流のあった谷崎潤一郎大佛次郎からの謹呈本なども展示する。

基本事項[編集]

  • 名称:豊島区立鈴木信太郎記念館
  • 指定:豊島区指定有形文化財
  • 所在地:〒170-0013東京都豊島区東池袋5-52-3
  • 交通:東京メトロ丸ノ内線新大塚駅徒歩約3分
  • 開館時間:午前9時から午後4時30分
  • 休館日:月曜日(祝日が重なる場合は翌日も)、第3日曜日、祝日、年末年始、展示替えによる臨時休館
  • 観覧料:無料

公式ページ[編集]

[編集]