遠山の金さん
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遠山の金さんは、遠山景元をモデルにした講談、時代小説、時代劇。
プロット[編集]
普段は奉行の身分を隠し、遊び人を装っている金さんこと金四郎が、市中で発生した事件に対し内偵を進め、悪事の証拠を掴むと、一気に進捗。右肩にある桜吹雪の入れ墨を見せびらかし「散らせるもんなら散らしてみな」と啖呵を切って、悪党と対峙。優勢になったところで「御用」提灯を持った奉行の手の者が悪党を捕縛する。
捕縛後はお白州のシーンに移り、悪党への罪状認否が行われ、悪党は悉く罪状を否定。それどころか証拠を出せとクレームし大騒ぎを起こす。このタイミングで奉行の左衛門尉は「じゃかましい」と悪党を鎮め、右肩にある桜吹雪の入れ墨を見せびらかし、「おれが証拠だ」と発するが如く、お白州にいる奉行が実は遊び人の金さんであることをカミングアウトする。奉行に悪事を全て掴まされていたことを自覚した悪党は観念して平伏する。その後、刑罰が言い渡される。
テレビドラマ[編集]
1970年放送開始のNETテレビ系列で中村梅之助主演の「遠山の金さん捕物帳」が、遠山の金さんの現在までのイメージを確立したと言える。
放送は日曜20時と大河ドラマの真裏で苦戦が予想されたが、大河ドラマが20:45に終わると、「お白州の桜吹雪」シーン目当ての視聴が続出し、人気を博した。