通電カプラー

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通電カプラー(つうでんカプラー)とは、鉄道模型の連結器で、通電機能を持たせたものである。

概要[編集]

物理的だけでなく、電気的にも車両同士を連結し、編成全体で集電機構を共有することで集電の安定化が狙えるもの。

Nゲージだと粘着力確保のため動力車は一部ゴムタイヤが装着されているが、ゴムは絶縁体のため電気が通らずその分集電効率は落ちる。その落ちる分を別の車両から給電して補えれば集電が安定化し、走行時のカクツキやライト類のチラつきも減る。

通電カプラーが効力を発揮するのは固定編成の電車、民営化後に製造された固定編成型の気動車である。車両の向きが決まっており、極性を間違えてショートさせるリスクも小さいからである。