逆修(ぎゃくしゅ)とは、その人が生前にあらかじめ(逆め)、自らの死後の冥福を祈って仏事を営むことである。いわゆる生前葬と言える。日本では戦国時代に敵に攻められたりしてその死が確実になった際、あるいは近いと思われた際に行なわれたことが多かった。生前にあらかじめ菩提を弔うために法要を営み、書き写しておいた経文は逆修経(ぎゃくしゅきょう)といわれる。