贔屓に見入る

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贔屓に見入る(ひいきにみいる)とは、古文における上一段活用の覚え方の1つ。

概要[編集]

古文において、上一段活用は以下の6つしか存在しない。

  • 干る・乾る(る) - ハ行。
  • 居る・率る(る) - ワ行。
  • 着る(る) - カ行。
  • 煮る・似る(る) - ナ行。
  • 見る(る) - マ行。
  • 射る・鋳る(る) - ヤ行。

このため、品詞分解を行った際に判断できるように覚えることを推奨される。そこで出てくる覚え方の1つが「贔屓に見入る」である。

他の活用形[編集]

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覚えやすいものを挙げる。

下一段活用[編集]

「蹴る」のみ。1つだけなのでもうそのまま覚えましょう。

現代文でも「蹴倒す」「蹴飛ばす」などの形で使われるのはこれの名残である。

カ行変格活用[編集]

「来」のみ。活用の仕方は「こ・き・く・くる・くれ・こ・こよ」である。これも覚えましょう。

現代語の「来る」についても、「こ・き・くる・くる・くれ・こい」なので覚えたほうが早い。

サ行変格活用[編集]

「す」「おはす」のみ。活用の仕方は「せ・し・す・する・すれ・せよ」である。もう覚えましょう。

現代語では「する」が該当。活用の仕方が「し・せ・さ・し・する・する・すれ・しろ・せよ」なので覚えましょう。

ナ行変格活用[編集]

「死ぬ」「往ぬ・去ぬ」のみ。覚えましょう。

ラ行変格活用[編集]

「あり」「をり」「侍り」「いまそかり」のみ。これも難しいが覚えるべきである。

関連項目[編集]