豪鬼

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 笑止!

豪鬼(ごうき、Gouki、Akuma[1])とは、カプコン対戦格闘ゲームストリートファイターシリーズに登場するキャラクターである。

概要[編集]

リュウケン師匠である剛拳の弟で、殺意の波動(後述)を操ることに成功している。

成り立ち[編集]

元々、このキャラは一部スタッフによって秘密裏に作られており、初出のスーパーストリートファイターⅡX( 以下、スパⅡXと表記)や、その後の一部作品において隠しキャラになっている。また、スパⅡXにおいては、隠しキャラのせいか性能が非常に高く、後年の作品と特徴が一致しない。どのように強いかというと、

・攻撃判定がやたらとでかい上に、豪鬼の着地硬直が0(基本的にストⅡシリーズでは着地硬直は存在する)であり、なんとかかいくぐって反撃しようにも技を地上ヒットさせられずまともな反撃を入れることが非常に困難で、ガードしようものならガードの立ちしゃがみを切り替えられなくなって二択になる[2]斬空波動拳

・ヒットしただけでダウンし、しかもかなり吹っ飛ばされる豪波動拳

・発生こそやや遅いものの、多段ヒットし、画面端で連発すれば脱出不可能なハメにいける灼熱波動拳

・上昇中完全無敵で多段ヒットし、大ダメージを与える豪昇龍拳

・何故か発生時に長い無敵があり、多段ヒットの上ダウンさせられヒットすれば豪竜巻や豪昇龍への追撃にいける豪竜巻旋風脚

・喰らい判定が何故か小さく攻撃判定が大きい傾向にある通常技

・攻撃され続けてピヨっても(気絶し、ダウンし、一定時間行動不能になる)即回復し、何ならピヨった方がコンボが途中で切れるから被ダメージ的に逆に得という謎仕様

・完全無敵で画面を移動し飛び道具やキャラをすり抜けられるのに何故か技後の硬直が1F[3]しかない阿修羅閃空

・これ程のクソ性能にも関わらず別に少ないわけでもない体力

というふざけた性能を誇っているため、当然大方の大会では禁止キャラになり、一般の対戦でも使用は憚られる。弱点を強いて挙げるならば、リュウそのままの性能の投げが比較的弱い部類に入る事、全キャラ所持している、溜めたゲージを消費して発動する共通システムのスーパーコンボを所持していない事、ベースになっているリュウケンにある特殊技が存在しない事が挙げられるが、だから何なんだという程度の事でしかない。

性能[編集]

ただ、流石にデフォルト状態でのプレイアブルキャラクター化するに当たって、流石に弱体化された。この結果、スパⅡXには存在しなかった空中軌道変化技の百鬼襲や天魔空刃脚、そして弱体化されたとはいえなお強力な斬空波動拳で立ち回る事ができ、高い火力で相手を一気にKO出来るが、体力やスタン値(ピヨり値)が極端に低く打たれ弱くなったせいで自身も一瞬でやられかねなくなり、波動拳も射程が有限になったりもした。これにより、恐ろしく低い体力とスタン値と、圧倒的な火力と癖があるが強力な技でバランスを取るという、非常にピーキーな性能になった。このため、上手いプレイヤーが使えばその圧倒的性能を引き出して強力だが、初心者が使うとただの体力が少ないキャラになることもしばしば。ある意味強者との「死合い」(要するに試合、闘い、死闘)を求める豪鬼のキャラ設定に合っていると言えなくもない。

殺意の波動[編集]

殺意の波動という力を持っている。このリュウや剛拳の一門に伝わるこの力を今までの先人達で手にした者たちは、その力に飲み込まれていたが、豪鬼は自らの力として操ることに成功した。リュウや剛拳、オロにはこの事を批難されたり、喝破されたりしている。

詳細は「殺意の波動」を参照

鉄拳[編集]

バンダイナムコ製作の3D対戦格闘ゲームシリーズ「鉄拳」のナンバリングタイトルである鉄拳7に、まさかの登場を果たした。ゲストキャラではなく、鉄拳の本筋のストーリーに絡んできている。2024年1月26日発売予定である鉄拳8にもこれから登場するのかが注目されている。

余談[編集]

路上で果物を売っていて、買った子供にお釣りを渡すという公式の絵があり、こうして収入を得ているのではないかという説があるが、実際は違うらしい。あんな鬼の形相をしたおっさんから果物を買う人は中々いないだろう イメージ画像ぐらいの位置付けなのだろう。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. 英語で表記される海外版ではAKUMAになっている
  2. スパⅡXでは空中コンボは限定的な存在でしかない
  3. 1Fは1フレームの意、このゲームは1秒60フレームなので60分の1秒、つまり0.0167秒