豊実琴
豊実琴(ゆたか みこと)は、つだみきよの漫画作品に登場する架空の人物。
人物・性格[編集]
医者になるという目標を持っている。
勉学の成績だけでなく、判断力があり、頭が良い。
女性的と見られるのを嫌うが、料理などは得意。極度の音痴。
以下にはネタバレが含まれています。
『革命の日』[編集]
中学二年生。男子校の寮に入っている。男子校では、先輩や同級生から襲われるため、身を守るのに専念している。
姉の麻琴が恵の面倒をみることになったときぐらいから、吉川恵のことは聞かされており、密かに好意を持っていた(姉にはバレていた)。
吉川恵に直接会ったのは、夏(実琴が夏休みで男子校の寮から実家に戻っていた時期)であり、同じ様な境遇も持つことや姉に似た容姿をもつことから、男性恐怖症であった恵にも好意を持たれる。
その後、姉の手助けもあり、デート(恵にとっては、「男友達との買い物」)にまで持っていく。
恵は、その気持ちを気付いてなかったが、実琴の告白の後、実琴の気持ち(そして、恵自身の気持ち)に気付き、付き合いはじめる。
『プリンセス・プリンセス』[編集]
私立藤森学園高等部1年。特進クラスの中でも優等生。
入学前、有定修也によって姫(学園のアイドル的存在)として選定されていたため、単位や成績などにも関わると脅され、女装に抵抗を持ちながらも姫となる。
本編では、河野亨と四方谷裕史郎からイジられる存在である(それでも、亨が入ってからはまだマシになったようで、亨は裕史郎を止めることもある)。
同学年の坂本秋良に対しては、周りの影響か「坂本様」とは呼んでいるものの、それほど距離は置いていない(そればかりか、原作本編での会長選挙では秋良の対抗馬の方を指示している)。
容姿[編集]
外見は、姉に似ており、その容姿から男子校で苦労することとなるが、吉川恵と親しくなれた一因でもある。
『革命の日』では、恵に身長が負けているのを悩むシーンがあり、『プリンセス・プリンセス』でも、身長が伸びたかを気にしていたが、『革命の日』の裏表紙にある『Jrちゃんの正体 その2』では、身長も伸びている。
登場作品[編集]
- 続 革命の日
- 『革命の日』を完結させるために影木栄貴とともに考え出した(単行本『続・革命の日』の4コマ劇場より)。
- プリンセス・プリンセス
- 姫が二人では寂しいということで「男子校」という設定が存在した実琴が選ばれた(単行本『プリンセス・プリンセス』1巻の4コマ劇場より)。
- トレ×プリ
- 実琴には珍しく脇役としての登場。
演者[編集]
- 柿原徹也
- アニメ版『プリンセス・プリンセス』とフロンティアワークスのドラマCD版『プリンセス・プリンセス』での配役。
- 本田貴子
- 新書館のドラマCD版『プリンセス・プリンセス』での配役。
- 矢薙直樹
- 新書館のドラマCD版『革命の日』での配役。
- 鎌苅健太
- 『プリンセス・プリンセスD』(ドラマ版『プリンセス・プリンセス』)での配役。
キャラクターソング[編集]
- キューティー・ハニー
- アニメ版『プリンセス・プリンセス』のグッズ。そのため、声優は柿原徹也が担当。原作本編でも姫3人がこの歌を歌うが、実琴はある1フレーズのみ。