警察学校

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警察学校(けいさつがっこう)とは、警察官とそれ以外の警察職員(科捜研の職員など)に対して職務に必要な教育や訓練を受けさせるための刑務所職業訓練学校である。 なお、学生も教官側もほぼすべてが警察職員であり、当然ながら教育期間中も給与が支払われる。

概要[編集]

警察学校には各都道府県警察が管轄する都道府県警察学校(警視庁含む)、複数の都道府県にまたがる管区警察局が管轄の管区警察学校、そして本店こと警察庁の警察大学校が置かれている。また、皇宮警察にも皇宮警察学校が存在する。

都道府県警察学校[編集]

晴れて警察官・警察職員となったらお世話になるのがここ。警察学校は基本全寮制なので寝ても覚めても学校である。 特に入学初日から入校式当日まで(およそ1週間)の間に徹底的に警察としての礼式を叩き込まれ、ガワだけは立派な警察官・警察職員となる。なお、文字通り「叩き込まれ」るため、1日で辞める人もいないわけではない。 入校式が終われば雰囲気も和らぐものの、体力錬成のためのランニングや柔剣道が始業前・終業後が毎日である。 日中は法学や職務についての学習・礼式や拳銃、逮捕術などの訓練を受ける。 また、朝の4時に緊急配備の訓練と称して叩き起こされることが稀にあるとかないとか。 こうして初任科の長期過程は10か月、短期過程は6か月を過ごしたのち、職場実習などを経て一人前の警察官となっていく。

その他[編集]

極稀に脱走が起きるらしい。脱走が発覚すればすぐに脱走者の詳細が各警察署に回り指名手配となる。もちろん捕まればクビであろう。

なお、警察学校には侵入防止というより脱走防止に重点が置かれた柵が設置されているほか、敷地への出入口は24時間監視されている[注 1]

脚注[編集]

  1. カメラとセンサーもセットでついており、センサーが作動するとチャイムが鳴る仕組み。ただ、雨などにも反応することが多い一方、晴れた日で風もない夜になることがある。当然人影や動物の影は見えない