認知機能検査

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

認知機能検査(にんちきのうけんさ)とは、75歳以上の運転免許保有者が免許更新時などに受ける記憶力判断力の検査の事である。

イラストを見て一定時間後にどの程度覚えているかを確認したり、指定された時刻の時計の絵を描いたりする。結果は様々な分類に分かれている。

  • 第1分類 - 認知症の恐れ。
  • 第2分類 - 認知機能低下の恐れ。
  • 第3分類 - 認知機能低下の恐れなし。

以上のうち、第1分類と判断された場合は医師の診察が義務化されており、認知症と判断された場合は免許の取り消しや停止の処分となる。逆走など18項目の違反をした場合も臨時検査を受けなければならないことになっている。75歳以上の免許保有者は平成29年(2017年)末時点で540万人を数えている。