記紀

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記紀(きき)は、日本の古代歴史書である『古事記』と『日本書紀』とをあわせて呼ぶ時の呼称である。『古事記』と『日本書紀』から一文字ずつとり「記紀」という。 両書とも、同時代(奈良時代)に書かれた日本の神話や古代の歴史を伝えている歴史書である。序盤は神話であると言われている。執筆年代に近づくにつれ歴史書として信憑性が増すとも、後半部分は当時の為政者の都合により歴史が書き換えられているとも言われている。

しかし、日本書紀や古事記に記載されている文章から歴史上の発見も再々発生しており、日本の歴史資料として大変重要な文献である。