覆面作家

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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覆面作家(ふくめんさっか)とは、素性・プロフィールをほとんど明らかにしない作家である。

概要[編集]

ペンネームで活動し、プロフィールを秘密にしている作家だけでなく、本名で活動していても本名と限られた内容以外のプロフィールは秘密にした作家、プロフィールを明らかにしていてもその内容が完全に架空の作家、真偽入り混じっている場合も覆面作家と呼ぶ。

覆面作家として活動する理由としては

  • 兼業作家の場合、本業に支障をきたさないため
  • 作品内容に先入観を持たせない
  • 読者・ファンにインパクトを与える(例:ミステリーを中心に書いている大作家が覆面名義で恋愛小説を上梓し、後からそれを公表する)
  • 契約手続きの都合
  • 作品の内容に関する責任回避・放棄
  • 素性を明かすと様々な危険がある場合(例:過去に問題を起こして炎上した作家が覆面で再起を図る)
  • 家族との不和、家族に異常な浪費癖があり、自身の収入を守るため
  • 覆面でデビューしたら公表するタイミングを逸した

といったものがある。

イラストレーターや漫画家の場合、覆面で活動していても絵柄などから「この人の正体は◯◯だ」と推測されやすい。