西郷松(さいごうまつ)とは、鹿児島県大島郡龍郷町久場886に存在する松の木である。
安政6年(1859年)1月、薩摩藩元藩主の島津斉興の命令で島流しにされた西郷隆盛が、黒糖積船「福徳丸」をこの松に綱を結んで上陸したといわれている。それ以来、この松は「西郷松」と呼ばれるようになった。
現在は松の木は枯れており、記念碑が存在するのみとなっている。