西沢優

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西沢 優(にしざわ ゆう、1925年11月8日 - 2003年1月17日)は、日本の軍事評論家。元日本共産党中央委員会政策委員[1][2]

略歴[編集]

東京都生まれ。1945年9月、旧制長野工業専門学校(現・信州大学工学部)通信工学科卒業、逓信省長野逓信局に就職。1950年代、レッドパージのため失職、上京、日本共産党の地区委員会、東京都委員会に勤務。1960年代以降、日本共産党中央委員会理論政策部に勤務。1970年9月、米軍占領下の沖縄県の実態を調査、これを契機に軍事問題の研究を開始。1989年、定年退職。以降、在野の軍事評論家として活躍。2003年1月17日、胆管がんのため死去、77歳[3]

著書[編集]

  • 『日米共同作戦――その歴史と現段階』 新日本出版社、1987年
  • 『超明快訳で読み解く日米新ガイドライン』 小林秀之、新ガイドライン研究会共著、日本評論社、1999年
  • 『軍の論理と有事法制』 松尾高志、大内要三共著、日本評論社、2003年
  • 『派兵国家への道』 港の人、2005年

分担執筆[編集]

  • 『修正主義トロッキズム右翼社会民主主義 第3』 日本共産党中央委員会宣伝教育文化部編、日本共産党中央委員会出版部、1962年
  • 『両翼の日和見主義とのたたかい』 日本共産党、日本共産党中央委員会出版部、1967年
  • 『新日和見主義批判』 日本共産党中央委員会出版局、発売:日本共産党中央委員会機関紙経営局、1973年
  • 『核兵器全面禁止と原水禁運動』 日本共産党中央委員会出版局、発売:日本共産党中央委員会機関紙経営局、1973年

脚注[編集]

  1. 有田芳生のツイート
  2. 自由法曹団大阪支部ニュースNo/94PDF”. 自由法曹団大阪支部 (1986年1月10日). 2019年11月9日確認。
  3. 西沢優さんの遺稿集「派兵国家への道」 平和に生きる権利の確立をめざす懇談会