蓮沼門三
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蓮沼門三(はすぬま もんぞう、1882年2月22日-1980年6月6日)は、社会教育団体「修養団」を設立した日本の社会教育家。
人物[編集]
福島県耶麻郡相川村(現・福島県喜多方市山都町)出身。父・高橋岩四郎が行方不明になったため、母が蓮沼市太郎と再婚し、3歳のときに蓮沼姓となる。
東京府師範学校(現・東京学芸大学)に入学し、在学中、学校教育への問題提起を目的とする修養団を創立、主幹を務めた。
1907年に卒業、赤坂尋常高等小学校の訓導となる。1910年には修養団の運営に専念するため教職を辞す。明治末に同団の経済的援助者として渋沢栄一らが顧問に就任し、1921年からは渋沢が設立した協調会の労務者講習会の運営を担った。
戦後は、東京青年文化会館の運営に携わった。1973年6月、日本を守る会結成に参加。
著書[編集]
- 『道を求めて』修養団編輯部 [編]. 栄文館書店, 1915
- 『さゝぐる魂 道の国日本の完成』 (修養団叢書, 1926
- 『光を仰ぎて』修養団, 1926
- 『道を求めて』忠文館書店, 1933
- 『明魂 感銘録』実業之日本社,1934
- 『大願への歩み』実業之日本社, 1938
- 『精神文化全集 第3巻 (蓮沼門三選集)』潮文閣, 1942
- 『永遠の遍歴 蓮沼門三自伝』修養団, 1956
- 『蓮沼門三随想録 第[1]-2 修養団出版部, 1959-60
- 『天分に生きる』修養団出版部, 1966.11
- 『若き日の遍歴』修養団出版部, 1971
- 『蓮沼門三全集』全12巻 蓮沼門三全集刊行会 編. 修養団, 1971
- 編纂
- 『活ける声』田尻稲次郎 等述, 蓮沼門三 編. 修養団出版部, 1919