蒼月昇
蒼月 昇(そうげつ のぼる)は、日本の男性声優。所属事務所は青二プロダクション[1]。
経歴[編集]
アニメ作品『機動戦士ガンダム00』のリボンズ・アルマーク役でデビューした。それ以前の芸暦は知られていない。2008年8月に行われたイベントにおいて、サングラスをかけて初めてファンの前に姿を現し[2]、同席した先輩の三木眞一郎から「迫力と威圧感のある後輩」と評されている[1]。
蒼月という芸名は、オンラインゲーム『ガンダムネットワークオペレーション』で、蒼月が隊長をしていた部隊名が「蒼月隊」だったことに由来する。この部隊名は、薄紫で甘い香りのする「ブルームーン」という蒼月が最も好む薔薇にちなんで名づけられている[3]。
古谷徹との関連性[編集]
事務所の先輩であり、蒼月のデビュー作である『機動戦士ガンダム00』のナレーション古谷徹との類似を指摘する声があり、蒼月自身もイベントにおいて「大先輩の古谷徹さんに似ているという噂があるみたいですけど」と発言し、会場のファンの爆笑を誘っている[1]。古谷は『機動戦士ガンダム』の主役アムロ・レイを演じたことで知られ、そのイメージが浸透していることから、ガンダムシリーズにおいては他の役柄で出演することはできない。そのため『ガンダム00』の監督である水島精二から出演依頼があった際に出演を断り、ナレーションのみを引き受けた経緯がある[4]。古谷は、蒼月の芸名の由来となった『ガンダムネットワークオペレーション』の熱心なプレイヤーとしても知られる。古谷が隊長を務めていた「久遠蒼月隊」は、2004年8月時点ではチームランキング1位を記録していた[5]。この部隊名については、古谷が過去に執筆していた公式ブログにおいて[6]、古谷が好きな薄紫の薔薇「ブルームーン」にちなみ「永遠のブルームーン」という意味で名づけたと語っている[7]。古谷の公式サイトのファビコンは、現在も薄紫の薔薇のアイコンが使われている[8]。同公式サイトには、古谷の近年の仕事情報を紹介したページがあり、そこには2008年11月、2009年1月に発売された蒼月への雑誌インタビュー記事も含まれている[9]他、2009年2月20日に発売した『機動戦士ガンダム00』のDVDの項目で「リボンズ・アルマーク役」との記載がある[10]。
出演作品[編集]
- 機動戦士ガンダム00(リボンズ・アルマーク)
- 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン(リボンズ・アルマーク)
出典[編集]
- ↑ a b c 『BIGLOBEアニメガイド』2008年09月12日【キャラホビ2008】『ソレスタルステーション00 ~俺たちがガンダムだっ!』スペシャルイベント開催!ガンダムマイスター4人と沙慈役の入野さん・水島監督、そして新人!?のリボンズ役・蒼月さんもステージに登場!(最終更新確認:2009年1月27日)
- ↑ 『TV LIFE』2008年09月18日水島監督とともに登壇した謎の新人声優・蒼月昇(左)の重みあるコメントに一同は恐縮!?(最終更新確認:2009年1月27日)
- ↑ 「スペシャルインタビュー古谷徹」内コラム「リボンズ・アルマーク役の大型新人・蒼月昇に訊く」『新・大人のガンダム』日経BP社、2008年、p.8、ISBN 978-4822263287
- ↑ 「スペシャルインタビュー古谷徹」『新・大人のガンダム』日経BP社、2008年、p.4-8、ISBN 978-4822263287
- ↑ 『Gpara』2004年08月02日古谷徹も絶叫!『GNO2』先行体験イベント開催!!(最終更新確認:2009年1月27日)
- ↑ 『INTERNET watch』2006年06月09日公式ブログでチェックする! 声優最新トピックス(最終更新確認:2009年1月27日)
- ↑ 『古谷徹のUCGO体験記 僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ!』2006年08月15日『宇宙か・・・・・・。』(Internet Archive)
- ↑ 古谷徹公式サイト「Toru's Home」(最終更新確認:2009年1月27日)
- ↑ 古谷徹公式サイト「Toru Furuya's Job!」(最終更新確認:2009年1月27日)
- ↑ 古谷徹公式サイト「Topics!」(最終更新確認:2009年3月1日)