菅山真次
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菅山 真次(すがやま しんじ、1957年 - )は、経済史家[1]。東北学院大学経営学部経営学科教授。研究領域は日本経営史、雇用関係史・労働史[2]。
経歴・人物[編集]
1980年東京外国語大学外国語学部卒業[3]。1989年東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学[3][4]。東北学院大学経済学部助教授、教授を経て[5]、2009年経営学部教授[3]。
2011年7月「「就社」社会の誕生 : ホワイトカラーからブルーカラーへ」で博士(経済学)(東京大学)[6]。審査委員は岡崎哲二(主査)、加瀬和俊、佐口和郎、武田晴人、中林真幸[7]。
金子良事は『「就社」社会の誕生――ホワイトカラーからブルーカラーへ』(名古屋大学出版会、2011年)について「日本労働史の通史としては兵藤釗『日本における労資関係の展開』以来の名著であり,評者の個人的意見を言えば,この分野で今まで書かれたものの中で文句なくナンバーワンである」と評している[8]。
受賞歴[編集]
- 2000年10月[9] - 平成12年度(第23回)労働関係図書優秀賞/『学校・職安と労働市場――戦後新規学卒市場の制度化過程』(苅谷剛彦、菅山真次、石田浩編、東京大学出版会、2000年)[10]
- 2011年11月[9] - 第54回日経・経済図書文化賞/『「就社」社会の誕生――ホワイトカラーからブルーカラーへ』(名古屋大学出版会、2011年)[11]
- 2012年3月[9] - 第26回(平成23年度)沖永賞/『「就社」社会の誕生――ホワイトカラーからブルーカラーへ』(名古屋大学出版会、2011年)[12]
著書[編集]
- 『戦後日本経済と経済同友会』(岡崎哲二、西沢保、米倉誠一郎共著、岩波書店、1996年)
- 『学校・職安と労働市場――戦後新規学卒市場の制度化過程』(苅谷剛彦、石田浩編、東京大学出版会、2000年)
- 『「就社」社会の誕生――ホワイトカラーからブルーカラーへ』(名古屋大学出版会、2011年)
出典[編集]
- ↑ 小川慎一「日本における労働市場の社会学の展開―労働移動の研究を中心に―(PDF)」『横浜経営研究』第34巻第1号、2011年7月
- ↑ 経営学研究科:教員紹介 東北学院大学
- ↑ a b c 第54回日経・経済図書文化賞決まる(PDF)公益社団法人日本経済研究センター
- ↑ 菅山真次『「就社」社会の誕生――ホワイトカラーからブルーカラーへ』名古屋大学出版会、2011年
- ↑ KAKEN
- ↑ CiNii博士論文
- ↑ 博士学位論文・審査報告書(PDF)東京大学学位論文データベース
- ↑ 金子良事「書評と紹介 菅山真次著『「就社」社会の誕生--ホワイトカラーからブルーカラーへ』(PDF)」『大原社会問題研究所雑誌』№633、2011年7月
- ↑ a b c researchmap
- ↑ 受賞図書一覧 日本労働研究機構
- ↑ 『⽇経・経済図書⽂化賞』 受賞図書⼀覧(PDF)公益社団法人日本経済研究センター
- ↑ これまでの冲永賞表彰 公益財団法人労働問題リサーチセンター