芸大生 八坂京也の数奇な冒険

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芸大生 八坂京也の数奇な冒険』(げいだいせい やさかきょうやのすうきなぼうけん)は、坂野杏梨による日本漫画作品

概要[編集]

ウェブコミック誌『エイジプレミアム』2014年2月号から連載されている漫画作品。

ストーリー[編集]

霊感体質の八坂京也は、この体質が改善するかもと思って京都の芸大に通うことにした。そんな生活の中、バイト中に白波風アズキという行方不明の兄を探している少女がガラスを突き破って店に飛び込んでくる。その出会いをきっかけに京也は不思議な出来事に巻き込まれるようになる。

登場キャラクター[編集]

八坂 京也(やさか きょうや)
本作の主人公。東京から京都にやってきて芸大に通っており、ブックカフェ「居待月」のアルバイトで学費や生活費を稼いでいる。
霊感体質で、この体質をなくすことができるかもしれないと思って京都にやってくる。アズキと出会ってからは京都で起こる不思議な出来事に巻き込まれていく。
白波風 アズキ(しらはえ アズキ)
行方不明の兄を探して、京都で起こる不思議な出来事を調査している。洛中高校二年四組で新聞部こと「ギンカクレンジャー」として活動。常に木刀を持ち歩いている。
兄のことになると周りが見えなくなるブラコン。後先考えずに行動する。耐性がないということで、京也と一緒にキツネのゲームに巻き込まれたことも事が終われば忘れてしまったりしている。
佐保姫 マキ(さほひめ マキ)
アズキと同じ新聞部に所属している少女。ほんわかしているが、しっかり者で部員のまとめ役。
雁渡 コノメ(かりわたし コノメ)
アズキと同じ新聞部に所属している少女。アズキとは幼馴染。常に藁人形を持ち歩いており、藁人形に刺した紙に文字を書いてコミュニケーションをとる。
昔、男子にいじめられていたため、「バケネコちゃんフードタオル」と「藁人形」を持ち歩いて脅かすようにした。そのため、現在でも男の前では藁人形で脅かしてしまう。
五月七日 カエデ(つゆり カエデ)
二条通りにあるブックカフェ「居待月」の店長。酒好きでいい加減な女性。
伏見野 キツネ(ふしみの キツネ)
稲荷大神の神使。自分と話せる京也に興味を持って、いじわるをしようとアズキもろともさらって「子狐丸」という実在しない刀を探し出せなければディナーにするというゲームを京也とアズキにさせる。しかし、アズキの機転によって枝が刀に見えたことで、二人を元の場所に戻した。その一件で女には興味はないが、アズキは特別と興味を持つ。

用語一覧[編集]

ギンカクレンジャー
洛中高校の新聞部。アズキによって「ギンカクレンジャー」として名乗っている。
居待月(いまちづき)
カエデがオーナーをしているブックカフェ。古本屋を改装した。客足は少ない。

単行本[編集]

ドラゴンコミックスエイジ富士見書房)より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考
芸大生 八坂京也の数奇な冒険 1 2013年12月9日 ISBN 978-4-04-070414-2

外部リンク[編集]