致死性不整脈

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致死性不整脈(ちしせいふせいみゃく)とは、突然死に至る危険性が高い不整脈である。

概要[編集]

心臓1分間に通常、60回から80回の規則的なリズムで拍動を繰り返している。不整脈とは脈拍の異常と誤解されやすいが、実はこのリズムの異常であり、拍動が異常に速くなる頻脈性不整脈のうち、1分間に100回以上の拍動が3拍以上続く心室頻拍や心室の筋肉が不規則に収縮する心室細動を致死性不整脈という。簡単に言えば、心臓が突然ポンプ機能を果たせなくなり、放置すると意識消失、あるいは数分で突然死に至る危険性が高い不整脈であり、早急な治療が必要になる。