自沈(じちん)とは、民間船舶・軍艦を問わず、船を意図的に沈没させることである。
自沈処分を実施するのは機密保持や鹵獲防止等の意味合いが強い軍艦に多いが、事故で航行不能になった、事故後に一度サルベージはしたが修理ドックへの曳航や廃船解体処分の費用対効果が合わない民間船舶に対しても行われることがある。また犯罪組織が証拠隠滅のために自沈させる場合も多い。
変わったところでは、船体を人工魚礁とするために自沈させた例もある。