自動車検査証
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自動車検査証(じどうしゃけんさしょう)とは、自動車に備え付けておく必要のある公的な書類である。
概要[編集]
通称車検証。1年に1回から3年に1回受ける車検の時点でその自動車が基準に適合している事を証明する書類。小型二輪を含む軽自動車以外の自動車は運輸支局で交付される。軽自動車は軽自動車検査協会が交付などを担当する。
自動車を公道で走らせる時は期限の切れていない車検証と自賠責保険証を携帯しなければならない。車検証を自動車に携行せずに公道を走行するとそれだけで罪となる。たとえ有効期間内であってもコピーを備え付けていた場合も罰則対象となる。 車検とは自動車そのものの安全性を確かめる検査というよりはその自動車が公道を走るための基準に適合しているかを確認し、車検証の有効期限を更新するための検査と言える。
電子化[編集]
2023年1月より、紙で発行されている自動車検査証が電子化され、A6サイズ相当の厚紙にICタグが付いている電子車検証へ変更される。 電子車検証は車両の型式車体番号などの基礎的事項事項は記載されるものの、車検証の有効期限や所有者の住所・氏名などは表示されずにICタグで読み取るものとされている。
車検証に記載される内容[編集]
- ナンバープレートの番号
- 自動車の登録・交付年月日
- 初めてその自動車が登録された年月
- 種別
- 用途
- 自家用(白ナンバー)か事業用(緑ナンバー)か
- 車体形状
- 車名(メーカー名)
- 乗車定員・最大積載量
- 車両重量・車両総重量
- 車台番号
- 長さ・幅・高さ
- 軸重
- 車両の型式
- エンジンの型式
- エンジンの排気量
- 燃料の種類
- 所有者・使用者の氏名 法人であれば名称
- 所有者・使用者の住所
- 有効期限日