臥竜山百番観音(がりゅうざんひゃくばんかんのん)とは、長野県須坂市の臥竜公園内に存在する観音である。
臥龍公園内にある。西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所の各霊場の観世音像を石碑に刻んで建立したもので、臥竜山一帯に散在し、札所名や建立年号、施主なども刻まれている。
明治3年(1870年)に付近の人々が施主となって各札所をめぐって霊場の土を持ち帰り、その上に石碑を建てたという。建立には3年余りの期間を費やしたと言われており、山頂の観音堂には西国三十番観音が祀られている。例祭日は毎年4月17日である。
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