肥溜め

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肥溜めとは畑の一画に大きなカメや桶などを埋め、肥料として使うために糞尿を貯蔵・発酵・熟成しておく設備のことである。
英語では「ハニー・バケット」と称する(日本では、「ハニーバケツ」が一般的)。

概要[編集]

畑に肥溜めを設置し糞尿を農作物の肥料にすると、糞尿を処理できるばかりか、農作物の収穫が増えるという画期的な発明である。
じつはインフルエンザの防止やエコロジーの観点における利点がある。鶏糞の糞は産業廃棄物であるため、その処理の費用を軽減するために、産業廃棄物の処理規制の緩い地域においてややこしいウイルスの変種が生まれるのである。それを貯蔵すると、けっこうなメタンガスが発生してエネルギー源となり、熟成された糞は肥料となるためエコロジカルである。

その他[編集]

地面が軟弱な水田に設置するには不向きである。というか、屋外型(「野ツボ」とも呼ばれる。西武球場は「野ツボ球場」とも呼ばれた)はけっこう危険である。
美人歌手の相田翔子女史は肥溜めに転落したことがある[1]
劇画『カムイ伝』でも、よく子供らが肥溜めに落ちている。

関連語[編集]

「肥桶」「肥柄杓」などがある。「汚猥船」は本ページの内容とは別扱いとされたい。

脚注[編集]

  1. 同級生に転落した者がいたが、頭まで糞尿に浸かってとても臭かったとの事である。彼はその時の服をよく好んで着ていた。