羽根犬

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羽根犬(はねいぬ)は、高知県原産の日本犬の一種である。

概要[編集]

羽根町の地犬である。起源は山出しされた久尾の犬とされる。イノシシ猟で活躍したことから有名となった。非常に優れた能力を有しており、鳴き止めを主体として小型のイノシシであれば噛み止めることができた。

しかし、噛む力を強くするためや体格を大きくするために、他の犬種と交配されていって純血種が減少。最後の所有者は羽根犬を十数頭ほど所有していたが、所有者の遺言によって他の人に譲られることなくそのまま血統が絶えて絶滅した。

羽根犬を改良した羽根系と呼ばれる猟犬が流通している。

特徴[編集]

大きさは小柄で、体重は15kgほどであった。作出された年代が比較的浅いことから固定化がそれほど進んでおらず、体型や毛色のバラツキは大きかった。

羽根系[編集]

羽根犬にアメリカン・ピット・ブル・テリアシベリアン・ハスキーなどを交配して生み出された猟犬である。

外貌は羽根犬とは異なっていて、短毛が短くて筋肉質のハスキーといった姿をしている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]