群青色

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群青色
16進数表記#0011df
RGB (0, 17, 223)
HSV (235°, 100%, 87%)
HSL (235°, 100%, 87%)
HWB (235°, 0%, 13%)
XYZ (14, 6, 70)
Lab L:28.72 a:68.25 b:-95.67
群青色(Webカラー)
16進数表記#4e67b0
RGB (78, 103, 176)
HSV (225°, 56%, 69%)
HSL (225°, 56%, 69%)
HWB (225°, 31%, 31%)
XYZ (16, 14, 43)
Lab L:44.88 a:12.68 b:-41.8
群青色(JIS慣用色名)
16進数表記#414fa3
RGB (65, 79, 163)
HSV (231°, 60%, 64%)
HSL (231°, 60%, 64%)
HWB (231°, 25%, 36%)
XYZ (12, 9, 36)
Lab L:36.67 a:20.9 b:-47.28

群青色(ぐんじょういろ、: ultramarine, deep blue, bice blue、ウルトラマリン)とは、この色。やや紫がかった濃い青色。濃い紫みの青(略号:dp-pB)。●光の三原色の青(#0000FF)に近い。有彩色・色相の中で輝度(光の明るさ)が一番低く・暗く、青系の色の中で、沈静感が強く、硬さを持つような、深く重厚感のある青で、比較的地味な感じの青である。可視光線では短波長域付近の色である。宝石のラピスラズリ(日本語では「瑠璃」「青金石」)を原料とする青色顔料に由来する。ラピスラズリの粉末から作られた青色顔料の色。ラピスラズリを砕いた粉末の顔料で染めた色。群青色は、元はラピスラズリの色だったが、ラピスラズリは希少で高価だったため、ラピスラズリの代わりに藍銅鉱(アズライト)から作るのが一般的になった。藍銅鉱(アズライト)を砕いて顔料として作られる。ラピスラズリを構成する主鉱物「ラズライト」もウルトラマリンの顔料。日本画の絵の具である岩絵の具の名前。ラピスラズリの粉末から作られたものは「天然ウルトラマリン」、アズライトから採れる色は「人工ウルトラマリン」、他に「合成ウルトラマリン」がある。和名の群青色の語源は、読んで字のごとく、「青が群がって集まり、青が濃縮したような色」「深く重厚感のある青」という意味に由来する。英語名のultramarine(ウルトラマリン)の語源は、海(マリン)を越えてきた(ウルトラ)、海を渡ってきた青、海の彼方から渡来した青という意味で、アフガニスタン産のラピスラズリを、船で海を越えてヨーロッパに渡来したことに由来する。ラピスラズリの産出は、他に、インド、中国でも産出され、シルクロードを経て西洋に伝来したのである。飛鳥時代に中国から渡来し、絵の具の基本色の一つでもある。真っ青な青よりはわずかに紫がかっている。群青色の誘目性は、有彩色の中で輝度が一番低いため、鮮やかさ(彩度)の感じ方が少し欠けていると見せかけている。

古くから青の表現には欠かせない色名だった。

マンセル色相は、実際の色は「7PB」である。

英語のウルトラマリンは、JIS慣用色名での定義は「ウルトラマリンブルー」。


余談として、群青色を色反転すると、黄色付近の色になり、有彩色の中で輝度が最も高い色になる。

背景色・文字色の使用[編集]

span styleで背景色の変更
  • <span style="background-color:#0011DF;”>背景色は群青色×文字色は黒</span>背景色は群青色×文字色は黒と表示される
文字色の変更
  • <span style="color:#0011DF">'''背景色は白×文字色は群青色'''</span>背景色は白×文字色は群青色と表示される
背景色と文字色の組み合わせの変更
  • <span style="color:#FFFFFF;background-color:#0011DF;">'''背景色は群青色×文字色は白'''</span>背景色は群青色×文字色は白と表示される

外部リンク[編集]

関連項目[編集]