総合支援資金

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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総合支援資金(そうごうしえんしきん)とは、何らかの問題で日常生活の維持が困難になった低所得者の世帯の生活を立て直すための資金を貸し付ける制度のことである。この制度はリーマン・ショック後の平成21年(2009年10月に設けられた。「生活支援費」、「住宅入居費」、「公共料金の立て替えなどに充てられる一時生活再建費」などがある。生活支援費の上限は2人以上の世帯で月20万円、単身世帯では月15万円で、原則3か月分までである。令和2年(2020年)に感染が拡大して日本経済まで影響を与えている新型コロナウイルスのため、厚生労働省は生活支援費の貸し付け対象をコロナで減収になった人にまで拡大し、保証人無しでも無利子としている。申請窓口は市町村の社会福祉協議会である。