簗田寺
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簗田寺(りょうでんじ)とは、東京都町田市にある寺院。山号は「東向山」。
概要[編集]
1629年に、織田信長の家臣である簗田正勝によって建立された。もともとは臨済宗の寺院であり、江戸時代に入って曹洞宗へと宗旨変えされた。その際に、本堂で祀っている観音像が、現在の釈迦如来像に差し替えられたという。
境内には、方竹(丸ではなく四角い竹)・サンザシ・甘茶・熊谷草など、多種多様な植物が生えている。
「龍王ヶ池」という池があり、池に住む龍がお寺を再興して東に飛んでいったという伝説が残る。池の東側にある建物の瓦はグネグネと曲がっており「古くて壊れている」と勘違いされがちだが、じつは龍の姿をイメージしたものである。
副住職も含めて10人弱の寺院関係者がいる。住職こそ常駐しているものの、副住職はべつの本業をもっており手が空いた時だけ訪れるという人が多い。大手企業の幹部をつとめ、時間的に余裕のある40~50代の副住職が多いようだ。世襲制ではない。寺院のすぐ隣には「CONZEN COFFEE」というコーヒーショップがあり、寺院関係者がよく集まって歓談している。「袈裟を着た僧侶」と「お洒落なコーヒーショップ」のデペイズマンはたいへん乙である。