符節(ふせつ)とは、中国の軍などで使用された割符のことであり、共に与えられる旗印なども意味する[1]。節(せつ)とも言われ、皇帝の権力を象徴する物として特別な資格を有した[1]。なお、節と言ってもそれぞれにランクがあり、使持節(しじせつ)は「軍事以外の事でも2000石以下の官吏まで死刑にできる」、持節(じせつ)は「無官の者を死刑にできる」、仮節(かせつ)は「軍令違反者を死刑にできる」などがあった[1]。
- ↑ a b c 中国の思想刊行委員会『三国志全人名事典』徳間書店、1994年、420頁
参考文献[編集]