祭 (チャンステーマ)

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』(まつり)は、かつて存在した阪神タイガース応援歌チャンステーマ)である。別名『魔王』。

2007年ゴールデンウィーク広島市民球場で行われた対広島東洋カープ戦にて突如として発表された応援歌である。原曲は「ペール・ギュント」より『山の魔王の宮殿にて』。別名の『魔王』はここから来ている。

歌詞には「勝負にかける男が成功をおさめ、一段とたくましい姿をみせてほしいという思い」から「男を上げろ!」というフレーズが盛り込まれたが、トラキチから「選手に対して偉そう、生意気だ」と批判された。また、この応援歌が採用された頃から阪神が9連敗を喫するなど深刻な打撃不振に陥ったことで、曲調と相まって応援歌自体が不吉なイメージを持たれてしまい、時の打撃コーチ広澤克実が「球場が盛り下がるのでやめてほしい」と応援団に使用停止を訴える運びとなった。ヒッティングマーチ管理委員会は住本正弘委員長の声明として、応援歌に賛否両論あることを前置きした上で「5月20日に全国から応援団が集まり協議を重ねたところ、全国の球場で使用する事が決まりましたので、あらためてご報告させて頂きます」と抵抗したが、結局広澤の鶴の一声もあって1ヶ月持たず使用されなくなった。

関連項目[編集]