破壊神マグちゃん
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『破壊神マグちゃん』（はかいしんマグちゃん）は、上木敬による日本の漫画作品。
概要[編集]
『週刊少年ジャンプ』2020年29号より連載。少年ジャンプGIGA2019SUMMER3に読切版が掲載された後に連載となっている。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- マグ=メヌエク / マグちゃん
- ピンク色で大きな一つ目をしているタコのような見た目をしている。 混沌教団に崇められていた破壊神であり、混沌教団と敵対していた聖騎士団によって封印されて眠りについていた。流々封印の宝珠が拾われたことで復活しているが、長く封印されていた影響でかつてと比べて肉体が弱体化している。
- 目から光線「破滅の眼光」を放って相手を破壊することができるが、封印の影響もあって放つたびに疲弊してしまう。食物を摂取しすぎるとコントロールできずに爆発してしまう。
- 流々に貰ったプロフィール帳を「破滅使徒血盟」の書と名付けて、そこに名前を書いてもらって自らの使徒を増やそうとしている。自分を恐れたり信奉したりする人々ばかりだったが、復活して早々に自分と気安く接する流々を理解の及ばぬ存在と興味をもって一緒に暮らすことにする。
- 宮薙 流々（みやなぎ るる）
- 中学二年生の少女。13歳、血液型はO型。父親はおらず、母親も家にいない。あまり裕福な生活ではないものの、明るくて素直な性格をしている。海辺で出会ったマグちゃんのことも一人ぼっちでさびしいということを思いやり、仲良くなりたいと一緒に生活を始めている。
- 少女漫画が好き。家にある少女漫画をマグちゃんが人間のことを知る勉強のためと読んでいたりもする。
人間[編集]
- 藤沢 錬（ふじさわ れん）
- 流々の幼馴染。中学二年生の少年。流々に対して好意を持っているが、思春期ゆえにうまく伝えられないでいる。流々に対して好意を持っていることをマグちゃんにばれたことで、「破滅使徒血盟」の書に名前を書くことになる。謎の生物のマグちゃんに対して警戒心を持っていたものの、徐々に打ち解けている。
- 藤沢 鏻（ふじさわ りん）
- 錬の姉。高校一年生。錬に頼まれて「破滅使徒血盟の書」に名前を書いている。
- めんどくさがり屋でやることはてきぱきとやる。
- イズマ・キサラギ
- 聖騎士団の末裔。邪神を根絶やしにすることを使命としてやってきた。高い戦闘能力を持つが、田舎育ちで世間知らず。聖剣も警察に没収されている。
- 尾瀬 唯歌（おぜ ゆいか）
- 流々の友人でクラスメートの中学2年生女子。ガキんちょと評されるなど悪戯好きであり、口が悪い。マグちゃんのことも当初はチビとバカにしていたが、木から落ちそうになった時にマグちゃんがトランポリンのようになった助けられる。そして、マグちゃんのことを認めて「破滅使徒血盟の書」に名前を書いている。
- 小深山 桔梗（こみやま ききょう）
- 流々の友人でクラスメートの中学2年生女子。愛称は「キョーちゃん」。オカルト研究会に所属しており、マグちゃんのことも崇拝している。誰にも理解されないからとオカルト趣味は秘密にしていたが、マグちゃんが現れて流々にUMAなどが好きなことを打ち明ける。
邪神[編集]
- ナプターク / ナプタくん
- 黄緑色のヒトデのような姿をしている邪神。マグちゃんが封印から目覚めて間もなく自身も目覚める。
- 権能「狂乱の咆哮」によって相手を支配することができる。マグちゃん同様肉体は衰退しているため、何度も使うことはできない。そのため、復活した直後にマグちゃんと潮干狩り勝負の際にヤドカリ100匹を操った際に疲弊。食事も満足に取れないなどしていて、ふじさわ食堂でゴミを漁ったりしていた。その後、ふじさわ食堂にアルバイトとして雇われる。
- ウーネラス / ウネさん
- 第四柱『摂理』のウーネラス。
- 600年前に圧倒的な力を持つ邪神に立ち向かう人間たちの姿に萌えたことで封印の宝珠を聖騎士団に与えるなど、邪神の封印に力を貸した。そのため、封印されなかったことで人間の文化にも詳しい。本体は聖騎士団本部に捕らわれているが、分体を自由に操ってイズマと行動を共にしている。イズマに力を貸してはいるが、イズマの思惑通りには動いていない。
その他[編集]
- チヌ
- 雨の日に弱っていたところをマグちゃんに拾われ、元の飼い主のところに戻るまで面倒を見た。
単行本[編集]
集英社〈ジャンプ・コミックス〉より発売。
| タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 少女 宮薙流々 | 2020年11月9日（2020年11月4日発売） | ISBN 978-4-08-882512-0 |
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| 2 学び舎に響く 混沌の呼び声 | 2021年1月9日（2021年1月4日発売） | ISBN 978-4-08-882531-1 |
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脚注[編集]