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砂町区民農園

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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砂町区民農園(すなまちくみんのうえん)とは東京都江東区南砂5丁目にある区民農園である。

概要[編集]

かつて砂町魚釣場が存在していた場所に開設される予定の農園である。2025年2月現在、農園はまだ工事中であり、2025年4月の開園が予定されている。開園後、地域住民が農業体験を行うことができる施設として利用されることが期待されている[1]

歴史[編集]

仙台堀川公園には、かつて区が砂町魚釣場・豊住魚釣場の2箇所の無料魚釣場を設置していた。魚釣場は治水対策で仙台堀川が一部埋め立てられたときに並行して作られたもので、砂町魚釣場は1979年に完成した[2]。しかし使用していた工業用水道の廃止が決まり、運営に費用がかかることから、どちらも2022年で閉鎖されることになった。一方、近くの城東区民農園は応募倍率が6倍と人気が高く、利用客が固定化していた魚釣場に比べて農園の需要があることは明らかであった。こうした背景から、区は砂町魚釣場跡地を区民農園として整備する考えであった[3][4]

砂町区民農園は、江東区内での農業活動を推進するために計画されたもので、地域住民の交流の場や、都市農業の普及を目的としている。また、周辺地域の再開発の一環として位置づけられ、地域の環境整備と都市農業の発展が期待されている[5]

特徴[編集]

砂町区民農園は、都市部における農業体験の場として、農作物の栽培を行うための区画が提供される。農園内では、家庭菜園や季節ごとの農業体験イベントが開催される予定であり、住民が積極的に参加することができるような仕組みが整備される[6]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. 砂町区民農園” (日本語). 江東区議会議員  山下金吾. 2025年2月15日確認。
  2. 井上靖史「<江東新聞>水彩都市の憩いの場 無料の釣り堀2カ所」『東京新聞』2021年8月18日朝刊24面
  3. 砂町・豊住魚釣場の閉鎖について
  4. 三宅千智「工業用水道廃止で無料の江東区営釣り場閉鎖へ 上水道使用すると運営費7倍 苦渋の決断 思い釣り合わず…」『東京新聞』2022年6月3日朝刊22面
  5. 「江東区都市農業推進計画」東京都江東区、2023年。
  6. 「地域住民との農業活動の連携」江東区自治会報、2023年。