石黒節子
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石黒節子(いしぐろ せつこ、1941年1月3日- )は、舞踊家・舞踊教育者、お茶の水女子大学名誉教授
人物[編集]
16歳でモダンダンスを江口隆哉、宮操子に師事する。1963年東京教育大学体育学部卒、64年同専攻科修了。富山女子短期大学講師、山梨県立女子短期大学講師、1971年お茶の水女子大学講師、日本初の舞踊課程の成立に係わる。助教授、教授。2006年定年退官、名誉教授。2021年瑞宝中綬章受勲。
石黒節子舞踊団を率い、1985年度「羅生門」、1987年度「心中天の網島」にて文化庁芸術祭賞受賞。1992年~2011年、イタリア(ミラノ、テアトロ・デ・ヴィラ・ロアーレ)公演に始まり、インド(ボンベイ、ホミババオーデトリウム)、中国(北京,海淀劇院、上海、蘭心大劇院、上海大劇院)、イギリス(ロンドン、リバーサイド・ステユーディオ、ICA)、ドイツ(ドレスデン、シャウスシュピーレハウス)、フランス(パリ、日本文化会館、ピエールカルダン劇場)にて公演。2001年より、無重力空間で踊る「飛天プロジェクト」を提案し、JAXAの国際宇宙ステーション利用のフィージビリテイスタデイズに採用される。2009年、若田飛行士により、実施され、2010年山崎宇宙飛行士によっても実施された。石黒国雄は関係者だが詳しい関係は不明。
著書[編集]
- 『イメージ・コミュニケーションとしての舞踊』三一書房、1989.3
- 『舞踊の始原 古代インドの形象』三一書房, 1997.5
- 翻訳
- アイリーン・ロックハート,エスター・ピース『ダンスの創作過程』 (現代舞踊学双書)松本千代栄共訳. 大修館書店, 1974