石水院(せきすいいん)は、京都府京都市右京区栂尾の高山寺にある鎌倉時代の建築。国宝。五所堂ともいう。
貞応3年(1224年)に、明恵が後鳥羽上皇の賀茂の御学問所を賜ったものと伝わる。何度も移築と改造を繰り返し、に現在地に移されたのは明治22年(1889年)のこと。単層、入母屋造の住宅風建築で、後世に正面向拝が付加され拝殿風に改められた。