真夜中ハートチューン
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『真夜中ハートチューン』(まよなかハートチェーン)は、五十嵐正邦による日本の漫画作品。
概要[編集]
『週刊少年マガジン』2023年第42号から連載[1]。五十嵐正邦の『週刊少年マガジン』では『川柳少女』に続く連載作品となる。
コミックス第2巻の発売を記念して、2023年12月にPVでPVで4役を務めた佐倉綾音が2024年2月14日発売の週刊少年マガジン第11号にメッセージを寄せた[2]。
ストーリー[編集]
山吹有栖は、中学時代に聞いていたラジオ配信の「アポロ」と名乗る女子を探していた。そして、アポロと思わしき雨月しのぶ、日芽川寧々、霧乃イコ、井ノ華六花の4人を見つけて放送部に入部する。そこで部活動がゆるいと感じた有栖は、アポロにかつての夢を思い出させようと4人をプロになれるように導くと決めて、放送で全校生徒に宣言するのだった。
登場人物[編集]
- 山吹 有栖(やまぶき ありす)
- 本作の主人公。楓林高校2年C組の男子。山吹財閥の御曹司。常に完璧を求める変人。
- 中学時代に楽しみにしていたラジオ配信「真夜中ハートチューン」の「アポロ」と名乗る女子を探しており、声で特定しようと女子に会うたびに「愛してる」と言ってくれることを頼んでいる。
- 雨月 しのぶ(うづき しのぶ)
- 楓林高校2年D組の女子。放送部員。アナウンサー志望。生徒会副会長も兼任している。
- 噛みぐせがあり、放送でも噛むことがあるので事前に注意すべきところにチェックを入れたりしている。男子からは真面目な子が噛んでしまうところがかわいいと評判。
- みんなに頼られる自分でありたいと思い、仕事をついつい引き受けてしまう。体育祭では有栖に言われて、自分のやりたかった告白代行のイベントを開催。
- 有栖と東大のオープンキャンパスに行き、同じ大学を受けることを決意する。
- 日芽川 寧々(ひめかわ ねね)
- 楓林高校2年A組の女子。放送部員。声優志望。コスプレイヤーとしても活動している。
- 漢字が苦手であり、読み方をよく間違える。好きな漫画がアニメ化することでオーディションを受けることになるも、付き合った経験がないこともあって恋愛シーンの演技がうまくいかなかった。そこで、有栖が恋人役として3週間演技に付き合うこととなり、上達する、オーディションは原作者が自分の要望をごり押ししたこともあって落ちてしまうも、落ち込んだ有栖に慰めのキスをしている。
- 国語全般が苦手で赤点すれすれ。両親は教師でスパルタ教育で声優になるのは反対しており、そのことで父親に反発している。一時は家出するも、有栖の家に行って山吹家に行ったことで、もう一度話し合ってみると家に戻る。
- 霧乃 イコ(きりの イコ)
- 楓林高校2年B組の女子。放送部員。Vtuber志望。一人称は「僕」。有栖のことを「ブッキー」と呼ぶ。
- 人に感情を見せるのが苦手で、配信でも自分の感情を出せずにいた。有栖の策略で自分の表情を出せるようになるも、有栖に見つめられると顔がほてるようになる。
- ホラーが大の苦手。
- 井ノ華 六花(いのはな りっか)
- 楓林高校2年B組の女子。放送部員。歌手志望。
- 学校の中庭で生徒に向けてライブをしている。当初は有栖に対して反発するも、有栖がギターを練習してライブに乗り込んできたことがきっかけで少し距離が縮まる。
- 安藤 檸檬(あんどう れもん)
- 放送部の顧問の女性教師。27歳。俗物であり、欲には弱い。
- アイコ
- 六花の昔からのファン。立花の親友であり、以前は一緒に音楽活動をしていた。
- 大泉 星羅(おおいずみ せいら)
- 演劇部員。
- 百歳 あお(ももとせ あお)
- Vtuberグループのブルーボックスのエース。トップVtuber。イコのホラーゲームの実況で、レースゲーム大会「あお杯」の招待状を送る。イコが急上昇したのはブレーンがいたからと予測して有栖の存在に気付くなど勘がいい。
- 鮫島(さめじま)
- 体育教師。
- ヒズミ
- 人気バンドcelestial(セレスティアル)のボーカル。めんどくさがり屋で自由人。偶然にも立花と同じ日に路上ライブを行った。
- 山吹 りぃな(やまぶき りぃな)
- 有栖の姉。大学生。背が小さいのがコンプレックス。
- 山吹 美兎(やまぶき みと)
- 有栖の妹。
用語一覧[編集]
- 楓林高校(ふうりんこうこう)
- 楓林女子高と楓林男子校が合併して共学となる。バイト禁止で男女交際禁止の校則がある。
- 天野川高校放送部(あまのがわこうこうほうそうぶ)
- 天野川祭の花火大会の放送を毎年やっているが、今年は部員が2人と少ないため、楓林高校と提携する。
単行本[編集]
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 | 2023年12月15日(2023年12月15日発売) | ISBN 978-4-06-533754-7 |
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2 | 2024年2月16日(2024年2月16日発売) | ISBN 978-4-06-534570-2 |
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3 | 2024年4月17日(2024年4月17日発売) | ISBN 978-4-06-535415-5 |
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4 | 2024年6月17日(2024年6月17日発売) | ISBN 978-4-06-535777-4 |
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5 | 2024年9月17日(2024年9月17日発売) | ISBN 978-4-06-536773-5 |
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6 | 2024年11月15日(2024年11月15日発売) | ISBN 978-4-06-537511-2 |
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