目黒寄生虫館
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目黒寄生虫館(めぐろきせいちゅうかん、英: Meguro Parasitological Museum)は東京都目黒区下目黒にある寄生虫の研究博物館である。約300点の液浸標本や関連資料を展示する。寄生虫のついた寿司を食べた患者の体内で生息していた8.8mのサナダムシなどを展示する。
「寄生虫」を専門に扱う世界唯一の博物館と言われる。2階ミュージアムショップで寄生虫学関連図書を販売している。理由は不明であるが、付近にラーメン店が多い。
概要[編集]
- 名称:目黒寄生虫館
- 管理運営:公益財団法人 目黒寄生虫館
- 所在地: 153-0064 東京都目黒区下目黒4‐1‐1
- 交通: JR目黒駅(西口)から目黒通り沿い(世田谷・環七方面)に直進、約12分。
- 開館時間:午前10時~午後5時
- 休館日:毎週月曜日・火曜日/年末年始
- 入館料: 無料(寄付に協力の要請あり)
主な展示[編集]
1階「寄生虫の多様性」[編集]
- ホルマリン漬けの寄生虫実物標本(約300点)
- 日本住血吸虫
- ウェステルマン肺吸虫
- 魚の寄生虫:フタゴムシ(+動画)、タイノエ
- 様々な寄生虫: 大鉤頭虫、クドア、チョウモドキ、ニベリン条虫
2階「人体に関わる寄生虫」[編集]
- 回虫・蟯虫・バンクロフト糸状虫・芽殖孤虫・肝吸虫・日本海裂頭条虫
沿革[編集]
- 1953年、 医学博士・亀谷了初代館長の私財投入により創設した
- 1956年、鉄筋コンクリ―ト2階建の本館が完成。
- 1992年、現ビル(地上6階・地下1階)竣工。翌年4月リニューアルオープン
- 2001年、東京都教育庁より登録博物館の認定を受ける。
- 2013年、 内閣府より公益財団法人の認定を受ける。