異世界に転生したんだけど俺、天才って勘違いされてない?
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『異世界に転生したんだけど俺、天才って勘違いされてない?』(いせかいにてんせいしたんだけどおれ、てんさいってかんちがいされてない?)は、にゅんによる日本のライトノベル作品。イラストは魚。
概要[編集]
「小説家になろう」で掲載されているオンライン小説。旧題「転生したんだけど俺なんか勘違いされてない?」。
書籍化もされ、2015年8月25日にオーバーラップ文庫より刊行された。
ストーリー[編集]
荒川功樹は、事故で死ぬも転生。そこで、本人も知らないうちに天才と勘違いされることになる。
登場キャラクター[編集]
国際科学技術学院[編集]
生徒[編集]
- 荒川 功樹(あらかわこうき)
- 本作の主人公。事故で亡くなり、生前の記憶を持ったまま転生。微妙に異なる歴史を歩んできた日本で荒川家の子供として生まれる。そして、2102年で15歳となる。
- 美紀に4歳にして「量子力学の証明数式」を解いたと勘違いされる。さらに功樹の行動が偶然にも新発見に結びついたりしたことで世界中から功樹が天才と勘違いされることになる。また、庭の雑草をむしる手間を省こうと手作りの除草剤をまいたところ、猛毒の枯葉剤となっていたために倫理観には問題があるとも勘違いされる。功樹自身は天才と勘違いされていることを知らない。そして、本人は知らないままにアラカワ条約が結ばれて国際科学技術学院に入学することになる。
- 国際科学技術学院特別クラスに入学。
- 生前の記憶を受け継いでいるため、ロシア語は堪能。
- アリス・アルフォード
- 国際科学技術学院特別クラスで功樹のクラスメイト。金髪ツインテールの少女。薬学が専門。信吾と功樹が話しているところに声をかけて二人と友達となる。
- 功樹と信吾に手伝って研究をしてもらった時に、功樹と信吾が疲れてアリスが知らないところでミスをしたことで、偶然にも「欧州の悲劇」と呼ばれるウイルスにきく薬を開発。
- 斉藤 信吾(さいとう しんご)
- 国際科学技術学院特別クラスで功樹のクラスメイト。「フヒ!」ガ口癖。功樹が自分の話を聞いてくれたことで優しい人認識して、功樹とは良き男友達となる。功樹の話を聞いて、功樹が軍用パワースーツを開発したと勘違いして、功樹を天才だと認識する。
- ミリタリーやゴキブリが好き。恵美とは恋人関係。
- 相川 恵美(あいかわ めぐみ)
- 国際科学技術学院特別クラスで功樹のクラスメイト。宇宙環境が専門。当初は功樹を親の七光りで入学したと思ってきつくあたっていたが、信吾と付き合いだしてから丸くなる。
教職員[編集]
- 山本 香(やまもと かおり)
- 国際科学技術学院の学院長。報告によって荒川功樹を母親を隠れ蓑に様々な開発をしていたと報告を受けて、功樹に興味と恐怖心を抱く。功樹に対して日々頭を悩ませている。
- ロベルタ
- 功樹たちの特別クラスの担任。金髪巨乳。
荒川家[編集]
- 荒川 美紀(あらかわ みき)
- 功樹の母親。これは偶然にも功樹のいたずら書きを元に「量子力学の証明数式」を解いたことで、「新量子力学の母親」と呼ばれる有名な学者。これを4歳にして功樹が数式を解いた天才と勘違いして、この事実が漏れると世界中から功樹が狙われるかもしれないと危惧。功樹を守るためにと自分で論文を書いて発表した。
- そして、功樹が自らの開発で多数の人命を危険に晒したと勘違い。修一と相談して国連に美紀の発表した開発が全て功樹によって作られたものだと勘違いしたまま情報を提供。アラカワ条約が結ばれることになった。
- 荒川 修一(あらかわ しゅういち)
- 功樹の父親。国連常備軍中央即応隊の大佐で、彼の部隊は世界中から恐れられている。
荒川部隊[編集]
- ルイス・コールマン
- クレア
- エリスの双子の姉。
- エリス
- クレアの双子の妹。
- スキンヘッド
- 功樹の護衛を担当。複数いる。
その他[編集]
- ウィリアム・オールド
- 合衆国大統領。
- ジェフ・オールド
- ウィリアムの父親。
- メアリー
- ウィリアムの娘。小児がんだったが、荒川の開発したものによって助かる。
- 滝川(たきがわ)
- 美紀の出産に立ち会った看護師。
- 尾崎(おざき)
- 次世代科学研究所で功樹たちの案内役を務める。功樹が偶然にもミサイルを無人機に衝突させて災厄を防いだことから、功樹に興味を抱く。
- ニコライ
- 次世代科学研究所の学者。ロシア語を話す功樹に感心する。
- チャバネ
- 信吾たちによって開発された高い知能を持つゴキブリのロボット。
用語一覧[編集]
- 国際科学技術学院
- 学者として将来有望な生徒たちが集まる。
- アラカワ条約
- 2102年1月4日に結ばれて即日発効された条約。荒川功樹を天才だと勘違いした国家が、功樹をどの国が所有するかという問題で武力衝突が起きそうになったことなので締結された。功樹に国家として干渉することを禁止して、国際科学技術学院に入学させて倫理観を養うことを定めた。荒川家もこれを受け入れる。功樹自身はこの条約を知らない。
単行本[編集]
タイトル | 初版発行日 | ISBN | その他 | サブタイトル | ||
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異世界に転生したんだけど俺、天才って勘違いされてない? | 2015年8月25日(2015年8月25日発売) | ISBN 978-4-86554-040-6 |
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