由利本荘市総合開発センター「有鄰館」
ナビゲーションに移動
検索に移動
由利本荘市総合開発センター「有鄰館」 | |
---|---|
情報 | |
旧名称 | 東由利町総合開発センター |
用途 | コミュニティ |
階数 | 2 |
竣工 | 2000年8月 |
改築 | 2024年9月以降 |
所在地 | 〒015-0211 秋田県由利本荘市東由利老方字台山39 |
由利本荘市総合開発センター「有鄰館」(ゆりほんじょうしそうごうかいはつセンター ゆうりんかん)は、秋田県由利本荘市東由利にある総合開発センター。「有隣館」と書かれていることがあるが[1][2]、中国の古典にある「徳は孤ならず、必ず鄰有り」という文句にちなんだもので、「有鄰館」が正しい[3]。
歴史[編集]
由利郡下郷村と玉米村が合併し1955年に成立した東由利村であったが、1970年代になっても旧村時代の意識が強かった。状況を打開するため、1971年に2つの農協が合併し、新生東由利農協が誕生した。1974年の町制施行後も、町内の各種団体が連絡・協議するための組織づくりが進められた。この組織が推進したのが総合開発センター「有鄰館」の建設である[4]。
1975年に公民館が完成し12月から使用が始まると[5]、1976年に町は山村開発センターに取り組み[6]、公民館の隣の用地で[7]10月から工事が進められた[8]。1977年11月にオープンした[9]。
2000年8月に集会室、婦人研究室、農林研究室、食生活改善実習室、小会議室、生活改善実習室、保健相談室を全面的に改築し、ラウンジ、障害者用トイレや車いす対応出入口などはバリアフリー化した。しかし2005年にはアスベストの使用が確認された[10]。2024年9月以降、館内一部の改修や外壁の塗装、または新館の増築を予定している。
周辺[編集]
東由利町時代に文教施設や公共施設が集められた台山地区にある[11]。
- 由利本荘市役所東由利総合支所・東由利公民館
- 東由利体育館
- 道の駅東由利
出典[編集]
- ↑ “どうする山村農業 生き残り策探りシンポジウム 秋田県東由利町”. 日本農業新聞: p. 東北面. (1990年9月20日)
- ↑ “カモ料理とワイン満喫 秋田・東由利町”. 日本農業新聞: p. 東北面. (1998年11月18日)
- ↑ 「町長日誌」、『東由利町報』第269号1977年、 4頁。
- ↑ 長谷山二郎 『地方自治の現場から 青年に訴える』 オリジン出版センター、1989年、63-64頁。
- ↑ 「“社会教育の場” 大きく拡充 待望の公民館完成」、『東由利町報』230の②1976年。
- ↑ 「山村開発センターに着工」、『東由利町報』233の②1976年。
- ↑ 「山村開発センターに着手」、『東由利町報』233の②1976年。
- ↑ 「町民の殿堂いよいよ着工 山村開発センター 今年は16%の工事を」、『東由利町報』第243号1976年、 3頁。
- ↑ 「過去16年の主なあゆみ」、『東由利町報』第341号1983年、 7頁。
- ↑ 「由利本荘市の9施設でアスベスト」『秋田魁新報』2005年12月2日朝刊28面
- ↑ 『新あきた風土記 中央編』 秋田魁新報社編集局地方部、秋田魁新報社、1983年、269頁。ISBN 4-87020-014-7。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 由利本荘市総合開発センター「有鄰館」 - 由利本荘市公式ウェブサイト内