琵琶湖周航の歌

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琵琶湖周航の歌(びわこしゅうこうのうた)とは、滋賀県ご当地ソング。作詞は小口太郎、作曲は吉田千秋

概要[編集]

琵琶湖を題材としたご当地ソング。全部で6番ある。戦前は第三高等学校寮歌として歌われ、北大予科の『都ぞ弥生』と共に寮歌としての知名度は高かった。
1971年には、加藤登紀子がカバーした。

歌詞[編集]

  1. われは湖(うみ)の子 さすらいの
    旅にしあれば しみじみと
    昇る狭霧(さぎり)や さざなみの
    志賀の都よ いざさらば
  2. 松は緑に 砂白き
    雄松(おまつ)が里の 乙女子は
    赤い椿の 森陰に
    はかない恋に 泣くとかや
  3. 波のまにまに 漂えば
    赤い泊火(とまりび) 懐かしみ
    行方定めぬ 波枕
    今日は今津か 長浜か
  4. 瑠璃(るり)の花園 珊瑚(さんご)の宮
    古い伝えの 竹生島(ちくぶじま)
    仏の御手(みて)に 抱(いだ)かれて
    眠れ乙女子 やすらけく
  5. 矢の根は深く 埋(うず)もれて
    夏草しげき 堀のあと
    古城にひとり 佇(たたず)めば
    比良(ひら)も伊吹も 夢のごと
  6. 汚(けが)れの現世(うつしよ) 遠く去りて
    黄金(こがね)の波に いざ漕(こ)がん
    語れ我が友   熱き心

曲の使用[編集]

琵琶湖大橋には、車を走ると音楽がなるメロディーロードの音楽として、2009年3月に設置されたメロディーロードに、この曲が使われている。